「Location Data Analyzer」の導入事例 株式会社三松様

台車の動きで今の工程をつかむ

同社では、1997年に独自開発の生産管理システム「SINS」(Sanmatsu Integrated Network System)を導入。「工番」ごとに、工程や納期などが瞬時に検索できるようになり、生産工程の見える化に大きく貢献した。また、横串検索で、同じ素材を使用する工番を複数抽出し、加工などの作業をまとめて行うなど、効率化にもつながったという。そして現在、生産管理と台車管理システム連携の取り組みがすでに始まっている。

「基本は、工程完了の都度、システムに入力するのですが、リードタイムの長短や技術者の判断によってそのタイミングはまちまち。昨日までの工程であれば、確実に把握できますが、その日、その時間の工程については、システムでは追いきれていませんでした」(中村氏)

しかし今後は、工番と台車ナンバーの紐付けによって、モノの流れ=工程がリアルタイムで把握できるようになる。

「工場は、スムーズにモノが流れていることが大事。滞留しているということは、工場の運営管理に改善すべき点があるということです」(田名部氏)

小ロット製造に対応している同社では、生産管理システムを導入する前は、納期やその時点での工程など、顧客からの問い合わせに対し、工場内を1時間以上走 り回ることもあった。近年、急なオーダーや1個だけの製造が増え、また、ジャストインタイム生産方式をとる顧客からは細かい時間指定や分納など、納期の要求レベルがさらに高くなっているなかで、今回のシステム連携によって、よりタイムリーな対応やロスの削減ができると期待されている。

株式会社三松 企画管理部 システム企画課 課長 兼 金属王事業部 マネージャー 中村 文隆氏

株式会社三松
企画管理部
システム企画課 課長 兼
金属王事業部 マネージャー
中村 文隆氏

◆リアルタイムで工程を見える化し、ネック工程を特定するための仕組み

リアルタイムで工程を見える化し、ネック工程を特定するための仕組み

同社の「超特急=短納期サービス Super Express」では、注文から最短1日で納品を行うため、各工程の作業時間を分刻みで細かく把握する必要がある。現在進めている、台車管理システムと生産管理システムの連携により、リアルタイムで工程進捗状況を見える化することができる。さらに、エリア(工程)ごとの台車の滞留時間から、ネックとなっている工程の特定にもつながり、リードタイムの短縮が期待できる。

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