「Location Data Analyzer」の導入事例 株式会社三松様

デジタルの押し付けで仕事の邪魔をしない

同社では、技術者が数箇所に設置された共有端末で工程完了の報告を行っている。ウェアラブルやタブレット端末を一人一台配布するという方法もあるが、今のところ、その予定はないそうだ。

「操作に不慣れな技術者もいるので、現場になじまないやり方は避けています。それぞれの仕事に集中してもらいたいので、データを取るためのアクションで負荷をかけたくありません」(中村氏)

ICT・IoTシステムを上手に取り込んだ業務改革を推進中の同社だが、やみくもにデジタル化を押し付けることは絶対にしない。技術者が持ち場に専念し、高品質の製品を顧客に提供するための環境を、なによりも重視している。

◆技術者の肌に合わないことは避ける

技術者の肌に合わないことは避ける

技術者は、立ったり、座ったり、しゃがんだり、いろいろな姿勢で作業を行う。「お尻や胸のポケットに端末を入れると、落としたり、壊れたりする危険が」と田名部氏。「以前、ハンディターミナルを使ったこともあったのですが、どうもなじまなかった・・・」と中村氏。台車管理システムの場合は、台車にビーコンを取り付けるため、技術者が違和感やストレスを感じる心配はもちろんない。

◆台車ナンバーの視認性向上、ナンバー入力方法の改善についても現在検討中

台車ナンバーの視認性向上、ナンバー入力方法の改善についても現在検討中

常時たくさんの台車が配置されている台車倉庫。探している台車がすぐに見分けられるように、「自動車のナンバープレートのように台車ナンバーを目立たせる工夫が必要」と田名部氏。また、「キーボードのテンキーだけで入力できるように、台車ナンバーは数字だけにしたほうがいいかもしれない」と中村氏。

◆三松品質を支えるマイスターの手

三松品質を支えるマイスターの手

赤のユニフォームはマイスターの証し。スピーディーかつ、繊細な手作業でバリ取りを行う女性技術者(中央)。激しい火花が散る中、冷静沈着に溶接を行う男性技術者(右)。

モノづくりの現場では職能工の高齢化が進み、技術伝承が難局を迎えているというが、同社では、熟練者による講習会などに力を入れ、技術の向上、後継者の育成につなげている。また、優れた技術者を認定する「三松マイスター」という制度を設け、技能を含む総合評価で、その年のマイスターを決定。マイスターは、技術者たちの憧れの存在である。

このように、マイスターをはじめとする優れた技術者が、遺憾なく力を発揮できるように、同社では、システムと制度や教育の両面でバックアップする体制を敷いている。

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