「リアルタイムコラボレーション」の導入事例 パナソニック株式会社
コーポレート情報システム社

パナソニック社員 約8万人のワーク・ライフ・バランスを支援!
ASPを使用したWeb会議システム「Curia」(クーリア)※1 ※2

コーポレート情報システム社(CISC:Corporate Information Systems Company)は、2000年4月に設立されたパナソニックの社内分社であり、パナソニックの事業成功をIT基盤によって支えることを目的とする。従 来、パナソニックでは、事業部体制のもと、国内、国外の事業所ごとに、個別に情報システムが構築されていたが、プラットフォームを統一し、システム開発や 運用機能の集約化・効率化を図ることで、ビジネスプロセスの改革を推進している。

※1 2007年8月現在の利用状況です。
※2 「Curia」(クーリア)とは、Web会議システム「リアルタイムコラボレーション」のパナソニックグループ内での名称です。

導入前の課題

  • 多様な人材が活躍できる環境づくり
  • 在宅勤務やモバイル勤務、スポットオフィスなど、フレキシブルな仕事環境を社員に提供したい・・・
  • 社員ひとりひとりの業務効率化
  • 会議のための出張旅費や移動時間を削減し、意思決定をスピードアップさせたい・・・
  • エコロジー対策
  • 移動によって排出されるCO2を制御し、エコアイデアを実現したい・・・

導入後の効果

  • ワーク・ライフ・バランスの確立
  • Web会議システムを導入し、社員が時間や場所に関係なく、自宅や出張先などからでも円滑なコミュニケーションを実現
  • ワークスタイルの革新
  • Web会議システムを積極的に活用し、遠隔地でも手軽にディスカッションが行えることで、知恵を出し合いながら目的意識を共有させ、社員ひとりひとりの生産性向上に貢献
  • エコアイディアの実現
  • 出張回数を減らし、飛行機や電車、自動車などの移動手段によって排出されるCO2抑制に貢献

ワーク・ライフ・バランスの確立に向けて

松本 哲也氏

インフラソリューションBU
ワークスタイル革新グループ
グループマネージャー
松本 哲也氏

近年、日本では深刻化する少子化問題などを契機に、「ワーク・ライフ・バランス」(仕事と生活の調和)が重要視され始めている。日本有数の総合エレクトロ ニクスメーカー、パナソニック株式会社(以下、パナソニック)でも、多様な人材が活躍できる環境づくりの一環として、従業員のワーク・ライフ・バランス支 援に積極的に取り組んでいる。情報・通信技術を活用したe-Workは、ワーク・ライフ・バランス支援策の一つである。
たとえば、営業職を中心とした出社を義務づけない「モバイル勤務」制度、全社員を対象とした「在宅勤務」制度、出張時に一時的に業務を行うための「スポッ トオフィス」の設置、社内での固定席を廃止した「フリーアドレス」制などの採用など、ユビキタスでフレキシブルな働き方である。

パナソニックのIT基盤の構築を担うコーポレート情報システム社(以下、CISC社)ワークスタイル革新グループのグループマネージャー 松本氏が語る。

「e-Workの目的は、社員が時間・場所に関係なく、ワーク・ライフ・バランスを図りながら働き、ひとりひとりの生産性を高めることにあります。私た ち、CISC社の使命は、ITを活用し、通常勤務と変わらない仕事環境を社員に提供することです。そのためには、どこにいても円滑なコミュニケーションを 図ることのできるWeb会議システムの導入が必須でした」

場所に依存しないシームレスな業務プロセス

打越 博明氏

インフラソリューションBU
ワークスタイル革新グループ
コミュニケーション革新チーム
チームリーダー
打越 博明氏

2004年より、Web会議システム「リアルタイムコラボレーション」の開発・販売を行い、数多くの企業・官公庁への 導入実績をもつパナソニック ソリューションテクノロジー株式会社では、パナソニックのコミュニケーションツールとして「リアルタイムコラボレーション ASPサービス」を提案した。
パナソニックでは、このWeb会議システムを「Curia」(クーリア)と命名し、2007年2月から全社で本格運用を開始している。ちなみに、 「Curia」とはラテン語で会議場を意味し、関係者が距離をこえて課題を解決(クリアー)できるようにという思いも込められている。

CISC社コミュニケーション革新チームのチームリーダー 打越氏が語る。

「『Curia』を使えば、パソコンにWebカメラとヘッドセットを接続するだけで、いつでもどこでも簡単に会議が開催できるので、会議のための出張旅費 や移動時間を削減し、意思決定のスピードアップを可能にしました。現在、会議室は50ルーム用意されており、パナソニックの社員 約8万人※3が利用できる環境が整っています」

打越氏は、さらに続けた。

「国内外に拠点をもつパナソニックでは、日本語はもちろん、英語環境での使用も必要でした。『Curia』は、インターネットに接続すれば、海外拠点とも すばやく会議が開催でき、英語表記にも対応しているため、円滑なコミュニケーションを図ることができるようになりました。また、画面上でExcelや Word、PowerPointなどのアプリケーションで作成した資料を参加者全員の画面上で共有し、打ち合わせしながら修正・追加できる機能もあるの で、業務の生産性が向上し、より創造性の高い業務に注力できるようになったと、社員からは好評です」

※3 2007年8月現在の利用状況です。

エコアイディアの実現のため

2007年10月、パナソニックが発表した二大事業ビジョンの一つに「地球環境との共存」を加速するための「eco ideas」戦略がある。

エコ対策について、打越氏が語る。

「出張の際は、飛行機や電車、自動車などの移動手段を使用しますが、『Curia』の活用により、出張の回数を減らし、これらの移動手段によって排出されるCO2を抑制できます。環境問題を考えるうえでも、Web会議の役割は大きく、今後ますます利用が増えるでしょう」

Web会議の様子

音声品質の向上

才田 康一郎氏

インフラソリューションBU
ワークスタイル革新グループ
コミュニケーション革新チーム
主任システムエンジニア
才田 康一郎氏

「Curia」の導入に際して、苦労した点はあっただろうか?
CISC社コミュニケーション革新チームの主任システムエンジニア 才田氏に話しを聞いた。

「検証段階で懸念されたのは、音声の切断やエコー音など、音声面での品質向上で した。特に、音声の切断に関しては、パナソニック ソリューションテクノロジーさんに何度も何度もチューニングを繰り返してもらいました。その結果、回線状況により音声パケットが廃棄されることが切断の原 因であるとわかりました。そこで、音声パケットロスト時の警告表示機能を追加し、ネットワーク混雑状況をユーザーに視覚的に伝えることで、スムーズに運用 できるよう改善してもらいました。また、ユーザーがストレスを感じず利用できるように、音声エンジンやスピーカーの改良も行いました。こうして、約半年間 にわたる検証と改良を経て、パナソニック全体で運用可能なレベルまで到達することができました」

安心・安全な運用

「Curia」の今後の運用について、才田氏が語った。

「システムの利用頻度が高まるにつれて懸念されるのが、コストとセキュリティ面です。 『Curia』は、ASPサービスを利用しているので、ユーザーの増加、ルーム数の追加に伴うシステム拡張は不要です。そして、会議室の事前予約機能や会 議参加者の機能を制限できるなど、大規模での運用に必要なセキュリティ機能も充実しているので、将来にわたって安心して運用することができます」

最後に、松本氏が語った。

「e-Workのもたらす経営効果はすぐに測定できるものではありませんので、5年、10年という長いスパンで考えていく必要があります。しかし、 『Curia』は確実にワークスタイルに変革をもたらしています。出張旅費の削減や会議資料のペーパーレス化など、コスト面でのメリットだけではなく、社 員はWeb会議を活用することで、より積極的にディスカッションを行い、知恵を出し合いながら目的意識を高めています。パナソニックは、今後、ものづくり 立社として、よりお客様視点に立ったフラットな組織作りをしていきますが、大組織に依存せず、自分たちの意思で行動し、新商品を生み出すための快適なオ フィス環境づくりとして、Web会議システム『Curia』はこれからもっと活躍できると確信しています」

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