「リアルタイムコラボレーション」の導入事例 株式会社トーキンシステム様

出張コスト削減と、社員の満足度アップ両立を実現!
~トーキンシステムに「Web会議システム」を納入~

導入後の効果

  • 1年間で、一人あたりおよそ72万円の出張経費を節減
  • お客様の声を知ることで、社員のモチベーションをアップ
  • 今後は、海外拠点への技術継承ツールとして活用予定
株式会社トーキンシステム 様

大阪駅から地下鉄を乗り継ぎ約1時間、大阪府の中南部に位置する松原市に、株式会社トーキンシステム(以下、トーキンシステム)の本社がある。
トーキンシステムでは現在、パナソニック ソリューションテクノロジーのWeb会議システム「リアルタイムコラボレーション(以下、リアコラ)」をお使いいただいている。今回はそのご利用状況などを聞くため訪問した。

まず、「リアコラ」の管理をされている総務部総務課の井上氏にお話を伺った。

Web会議システム導入のきっかけ

そもそもWeb会議システムの導入検討のきっかけは何だったのだろうか。

「実は、当社の社長からの紹介だったのです。」井上氏の回答は意外なものだった。

「当社のお取引先との会議に社長が出席した時、そこで使われていたのがWeb会議システムでした。それが最初の出会いです。」

トーキンシステムの代表取締役社長である新川氏は、取引先の会議で使用されていたWeb会議に目を留めた。社内インフラを活用しているシステムとのことだった。

そこで新川氏はWeb会議システムについて詳しく調べるよう井上氏に指示を出したのだという。では、何が新川氏を動かしたのだろう。

井上 氏

株式会社トーキンシステム
総務部総務課 井上 氏

評価ポイントと決め手

代表取締役社長 新川 氏

株式会社トーキンシステム
代表取締役社長 新川 氏

経費面においては、

  • 初期導入費が安価であること
  • 課金体系が会議室単位であり、利用端末数には縛られないこと

さらに、新川氏のパナソニックブランドに寄せる信頼の大きさも選択の後押しとなった。しかし、もっと大きな理由があったのだ。

着目したのはモバイル端末を利用した際の高い操作性だったという。「リアコラ」は標準機能でモバイルに対応可能である。モバイル端末を使用することでパソ コンよりも操作が楽になる。これなら「いつでも・どこでも・誰にでも」簡単に扱える。これが新川氏の心に響いたのだ。

これはWeb会議システムに強い興味を持ったことと大いに関係がありそうだ。
さらに話を先に進めた。

新川氏の夢

新川氏に詳しい話をお聞きした。なぜそれほどまでにWeb会議システムに強い興味を持ち、モバイル通信にこだわるのだろうか。
新川氏は「リアコラ」の活用に、もっと壮大な構想を描いていたのだ。

■ これからの人材育成

これから世の中は労働人口が減少していく。既に人材不足の業界もある。
国内のみならず、海外も視野に入れて早急に人材を確保し育てていく必要があるのだ。
新川氏は人材育成にWeb会議システム+モバイル端末の組み合わせが、役立つと語る。

ここで先ほどの「いつでも・どこでも・誰にでも」がキーワードとなる。

  • パソコンよりさらに操作が簡単なモバイル端末で、誰にでも扱える
  • モバイル端末でどこにいても会議に参加できる
  • リアルタイムに情報共有が可能になる

それが、新川氏が描くシナリオなのだ。

■ 海外拠点への技術伝承

海外への事業については、技術伝承に応用が利く。

まず、英語などその国の公用語が堪能な外国人を社員として雇用、彼らが技術習得ののち母国に戻った際に、モバイル端末とマニュアルをツールに、学んできたものづくり技術を現地に広めることができる。同じ画面を「リアコラ」で共有しながら、遠隔での技術指導も可能だ。

彼らが現地生産拠点の柱となり、次期経営者になる可能性もある。

■ 国内における社員の技術レベル向上と社員満足度アップへ

現在、お客様と行っている品質会議(お客様と幹部社員との情報交換の場)を、社内の人材教育の場として活用することができる。会議におけるお客様の生の声や会議の内容を、現場のすみずみまでリアルタイムで共有したいという。

現場で作業する社員がお客様に接する機会は少ない。

しかし、モバイル端末を用いてお客様とのやり取りを社員が知ることができれば、自分の業務を広い視野で捉えることができる。作業範囲だけでなく、仕事の全貌が見え、改めて仕事の意味を見い出すこともできる。
そのためには何の脚色も演出も必要ない、リアルな情報が必要なのだという。

自社の社員をお客様に育てていただく。そんな機会の創出が、「リアコラ」とモバイル端末で可能になるのだ。

  • お客様の声をじかにリアルタイムで社内に共有する
  • 製品の品質向上を図ると同時に、社員の満足度も向上する
  • さらに仕事の質が向上することでお客さま満足度も上がる

新川氏はそんなストーリーを「リアコラ」で実現したいと考えているのだ。

「リアコラ」の第一印象と評価ポイント

最初のデモで受けた印象を井上氏、営業部長の崎岡氏、工作部マネージャーの渡辺氏にお聞きした。

実は、崎岡氏、渡辺氏にとって「リアコラ」の第一印象は、あまり良くない部分もあったようだ。「たまに映像が少し荒くなったり、音声遅延が発生するなどの事象が起きていました。」ただ、現在では、無線LANや『リアコラ』の設定を変えることでほぼ改善できているのだと言う。

また井上氏は、「いわゆるオールラウンドタイプです。他社さんと比較をしてみると、ある会社は音声にウェイトを置き、別の会社は映像に重要性を見出しています。しかしパナソニックさんは個々の特徴を強調せず、両方をバランスよくカバーしている感がありますね。」と語ってくれた。

井上氏 崎岡氏 渡辺氏

(写真左から)
株式会社トーキンシステム
総務部総務課 井上 氏、
営業部長 崎岡 氏、
工作部マネージャー 渡辺 氏

導入後の利用状況と効果

導入確定後、どのように活用しているのか井上氏にお聞きした。

トーキンシステムでは、主に品質会議を「リアコラ」で行っている。
品質会議はお客様同席のもと、大阪本社と岐阜県にある恵那工場を「リアコラ」で結び、各々の会場 約10名ずつの出席者で開催される。端末はパソコンを使用し、会議室のモニター画面で画像を共有しながら会議をしている。

恵那工場はかなり奥まった地域に位置し、冬には豪雪による交通遮断も珍しくないという。

「リアコラ」導入前には

  1. 長時間かけた移動と交通費用がかかる
  2. 冬季の豪雪で身動きが取れなくなる危険がある

という問題が発生していた。

しかし「リアコラ」によってそんな問題から開放されたという。

時間と経費削減

導入により、どれくらい効果があったのか。

  • 往復旅費:約9,000円/人 × 参加人数 × 開催会議数
  • 大阪~恵那間:往復時間 3時間半

さらに、豪雪で公共交通が止まると発生する宿泊費も不要となる。出張の多い社員は、1年間でおよそ72万円の経費節約になるという。
メリットは具体的でわかりやすかった。

期待と可能性

「いつでも・どこでも・誰にでも」の実現

  • 今後は役員会議などもモバイル端末を使い、どこにいても会議に出席可能になることに期待している。
  • 業務によっては、フィールドワークのケースもあり、ToughPADなどの野外業務に強い端末を活用し、場所を選ばずに通信できる対応力が不可欠となる。
  • 人材教育において、将来的にはベテラン社員と新人社員との間での技術の伝承、技術指導などを行う。その際、例えばモバイル端末とウェアラブルカメラを組み合わせる。

など、新たな手法を用いて実施していきたい。

明るい雰囲気とインターナショナルな職場

小さな自転車と極小サイズの自転車の細工物

トーキンシステムの工場内は整理整頓が行き届き、安全と不良品撲滅のための標語が目に付きやすい場所に掲示されている。
時折すれちがう社員は皆、笑顔で必ず挨拶をかえしてくれる。とても明るい雰囲気の職場だ。社員の国籍もさまざまでベトナム、トルコ、フィリピン、中国などから来た社員がいるなどインターナショナルな職場である。

彼らが、母国に戻った際の主戦力となる人達なのかもしれないのだ。

インタビューの終わりに、新川氏は「『リアコラ』という商品が大好きです。パナソニックブランドも信頼していますよ。」と語った。

今後この信頼を裏切らぬよう、また期待に応るべくきめ細やかなフォローと新たな提案で新川氏の夢の実現の一翼を担いたいと思う。

帰り際、小さな自転車と極小サイズの自転車の細工物をいただいた。その細密さに思わず声を上げると、「機械が作るのですからどうって事ないですよ。」と、事もなげにおっしゃった。

確かに金属板の裁断はどんなに細かくても機械がしてくれる。しかしその機械を操作するのも、細かい部品を繋げるのも人である。
だからこそ人材育成に思いを入れる新川氏の真髄を垣間見た気がした。

【お客様プロフィール】株式会社トーキンシステム 様

株式会社トーキンシステム 様

所在地:大阪府松原市大堀2-16-30
創業:昭和41年(1966年)3月
資本金:3,110万円
従業員:110名(2015年6月現在)
営業品目:設計精密板金、各種機械加工品、システム制御機器、ハイテク電子機器、メカトロデバイス、技術開発業務

株式会社トーキンシステムでは、お客さまからの受注から板金加工、製造、梱包、納品までの一連のフローを、独自の生産管理システムを導入し管理しています。
この生産管理システムによって、製品完成までのすべての工程を一元管理することで、納期短縮、コスト削減、安定した品質を可能としています。さらに、その体制によって、柔軟な対応も可能としています。

商品に関するお問い合わせ

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 お問い合わせ受付窓口
電話番号: 0570-087870
    受付時間: 9時00分~17時30分 (土・日・祝・当社指定休業日を除く)

お問い合わせイメージ お問い合わせイメージ

※ 記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。なお、本文中では™、®マークは基本的に明記していません。