「生産現場向け業務改善ソリューション」の導入事例 株式会社ユーシン精機様

こんな新しいことやるから!

最初は、ICT化に不安を感じていた検査員も今では、iPadを自由自在に操作

最初は、ICT化に不安を感じていた検査員も
今では、iPadを自由自在に操作

ここまでの話では、きわめて順調に導入が進んだようにも思えるが、実際、検査員の方からの抵抗はなかったのだろうか?

「たしかに、スマートフォンすら使ったことのない人は、突然、iPadを渡されたら戸惑いますよね」(江副氏)

「でもそこは、江副がうまくカバー。まずは、メンバー全員を集め『こんな新しいことやるから!』と、ICTを導入する目的と効果を力説。私たちの働き方も、会社の未来にとっても、とてもメリットがあることなのだと、彼自身の言葉でストレートに語ったので、思いが伝わったのだと思います。とはいえ、最初は、iPadの基本操作から丁寧に教える必要がありましたが(笑)」(藤村氏)

同社では、製造の現場などでは、工程の把握には紙に印刷したガントチャートを用いていたため、急激なICT化ではなく、現場の“気持ち”を配慮した段階的なICT化が功を奏した。

データの意味がすぐ分かる、すぐ動ける

「MotionBoard」の特長は、データの“かたまり”を、一瞬でダイナミックでグラフィカルな図・グラフなどに変換し、分析結果を視覚的に解説できること。検査工程の前後で、大活躍している。

「一番うれしいのは、1日単位で組立台数のデータが把握できることです。前工程で組立台数に大きな山や谷ができると、つまり、日によって組立台数にばらつきがあると、検査の作業計画が立てづらいのです・・・。本音としては、適度な緊張感と集中力をもって検査対応できる量を超える山を作ってほしくない。そこで、お客様への納期を守った上で、どうやって山をならして平らにするか、前工程の管理者とも情報を共有して、対応策を協議しています」(江副氏)

さらに、効果は物流シーンにも。海外売上比率73%、海外ネットワークは18ヶ国、25拠点と業界一の拠点網をもつ同社にとって、物流は、まさにライフラインである。

「グラフ化された各種のデータを基に、日別の出荷台数を把握することで、以前より早い段階から物量に応じたトラックの確保への動きが取れるようになりました。また、船積みまでのタイムラグがある海外向けの製品などは、その特性を生かして出荷日の前倒しや後ろ倒しで積極的に平準化の動きが取れるようにもなりました」(江副氏)

まさに、製造・検査・物流の現場が一体となって、同社のモノづくりを支えている。

「そういえば、最近は組み立て、物流のメンバーと直接会話することが増えた気がします。やはり、見たかったけど見えにくかったものが、図やグラフで直感的に分かるようになって、課題を共有しやすくなったことが大きいかもしれないですね」(藤村氏)

BIツールによるデータビジュアライゼーションは、現場を説得し、動かす源泉となる。データから導き出された情報を、端的に伝えることで、新たなアクションにつなげることができるのだ。

大型モニターに表示される製造部出荷状況確認のトップページ

大型モニターに表示される
製造部出荷状況確認のトップページ

棒グラフの高低差で組立予定(検査受け入れ)台数の変動を直感的に理解

棒グラフの高低差で組立予定(検査受け入れ)
台数の変動を直感的に理解

出荷台数を調整し、トラックの数を平準化

出荷台数を調整し、トラックの数を平準化
 

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