2008年5月14日

アキシャル・ジャンパー・ラジアル機シリーズでワンプラットフォーム化を実現

電子部品自動挿入機で新モデル4機種を出荷開始

各機種共通化で総保有コスト(TCO)を削減

品名

高速アキシャル部品挿入機
AV131

高速ジャンパー線挿入機
JV131

高速ラジアル部品挿入機
RL131

高密度ラジアル部品挿入機
RG131

品番

NM-EJA2A/NM-EJA3A

NM-EJA4A

NM-EJR1A/NM-EJR2A

NM-EJR3A/NM-EJR4A

最高タクト

0.12秒/点

0.08秒/点

0.17秒/点

0.25秒/点

出荷開始

2008年3月

2008年4月

2008年4月

2008年3月

パナソニック ファクトリーソリューションズ株式会社は、プリント基板にアキシャル、ジャンパー、ラジアル型の電子部品を挿入する自動挿入機の新製品として、機種間の共通化を進め、生産性向上・TCO削減を実現した4機種7モデルのラインアップを揃え、順次出荷を開始いたしました。従来の挿入機では、それぞれ操作性、基板・部品に対する対応が異なっていました。本製品では、マシン構成や仕様の最適化を図り、各機種共通操作・段取り替え作業の統一など、操作性の向上を図っています。
特にラジアル部品挿入機では部品供給部2分割方式による長時間連続稼動、基板サイズ・対象部品レンジ拡大など、生産性の向上を実現しています。今回出荷を開始した新挿入機シリーズでは、高い品質と生産性で、お客様にトータルソリューションを提供すると共にTCOの削減に貢献して参ります。
なお、本製品は、当社のシンガポール連結グループ会社パナソニック ファクトリーソリューションズ アジアパシフィック株式会社にて開発・生産をおこないます。

特長

  1. 操作性統一による使いやすさの追求
    • 簡単操作による作業効率化:高精細液晶タッチパネル
    • 表示、操作の共通化:画面表示・操作の4機種統一、従来機とのデータ互換性確保
    • 機種切換え作業の共通化:搬送系構造共通化
  2. ワンプラットフォームによるTCO削減
    • 補修パーツの共通化:従来機と補修パーツの互換性確保、基幹ユニットも4機種共通化
    • 部品供給部2分割対応による生産性向上:準備・交換・接続モード
    • 環境負荷の低減:電力・エアー消費量削減によるランニングコストとCO2排出量の削減
  3. 仕様の高位平準化で様々な対応力を向上
    • 対象基板の大型化:LLサイズ(508 mm × 381 mm)基板対応
    • グローバル対応:EC指令、グローバルトランス、3ヶ国語画面表示
    • 部品搭載数選択可能:アキシャル挿入機 60/120連、ラジアル挿入機 40/80連

【お問い合わせ先】

パナソニック ファクトリーソリューションズ株式会社 経営企画グループ
広報チーム 坂田
TEL:06-6905-5442 FAX : 06-6905-4103

【開発の背景】

昨今、電子部品自動挿入機分野に対する需要は、世界的にアナログからデジタル放送への移行に伴い、薄型テレビなどの需要拡大で、電子部品挿入基板の生産量は堅調に推移しており、今後も、表面実装部品と共存していくものと思われます。また市場で稼動している挿入機には稼動10年を超える旧型機も多く、更新需要が高まってきています。さらに、生産現場では電力・エアー消費といった省エネルギー化、面積生産性を重視した設備見直しが検討されています。これらの観点より、高生産効率、TCO削減を実現する挿入機が、市場より求められております。

【特長】

  1. 操作性統一による使いやすさの追求
    • 簡単操作による作業効率化:
      誰でも簡単に操作できるよう、高精細液晶タッチパネル方式の操作盤を採用しました。アキシャルおよびラジアル挿入機は、後部にも操作盤を設け、部品補充・段取り替え作業を効率化します。
    • 表示、操作の共通化:
      4機種の操作画面を統一し、1機種を習得すれば他機種もすぐに使えるようにしました。また、従来機とデータの互換性を確保し、設備更新時も簡単にデータの移行が可能です。
    • 機種切換え作業の共通化:
      搬送系の構成を4機種共通とし、1機種習得すれば他機種もすぐに使えるようにしました。また、段取り替え支援機能により、操作画面上に作業手順を誘導表示します。
  2. ワンプラットフォームによるTCO削減
    • 補修パーツの共通化:
      従来機と推奨補修パーツの互換性を確保しています。また4機種でコントローラー、ドライバーなどの基幹ユニットも共通化し、予備部材の削減が可能です。
    • 部品供給部2分割対応による生産性向上:
      生産形態に合わせ、次生産の段取りを行う準備モード、部品切れが発生しても停止しない交換モード、部品搭載数を最大とする接続モードなどが選択でき、生産効率を向上しています。
    • 環境負荷の低減:
      生産に必要な設備の電力消費量、エアー消費量などのエネルギー費、工場の空調・照明などの削減によりランニングコストを低減します。合わせて、CO2排出量の削減を実現しています。
  3. 仕様の高位平準化で様々な対応力を向上
    • 対象基板の大型化:
      電源アダプターから、デジタル家電、自動車電装機器まで、幅広い商品の大型基板サイズ(508 mm × 381 mm)まで対応します。また、ラジアル機では1台で2.5 mm、5.0 mm、7.5 mmの3ピッチ挿入が可能で、大型部品の自動挿入にも対応しています。
    • グローバル対応:
      EC指令対応(CEマーキング)、グローバルトランス(電圧200V / 220V / 380V / 400V / 420V / 480Vを1台で切替可能)、画面表示を3ヶ国語(日本語/英語/中国語)ワンタッチ切換えなどで、お客さまのグローバル展開に対応します。
    • 部品搭載数選択可能:
      アキシャル挿入機で60連と120連、ラジアル挿入機で40連と80連のラインアップを揃え、お客さまの生産に最適な仕様を選択可能としました。ラジアル挿入機に関しては、40連仕様で導入後でも、生産形態の変化に応じ、オンサイトで80連仕様に改造することも可能です。