新入社員企画

2014年度入社社員が聞いてみた『今だから、こう言える。』

2010年度入社、現在6年目の関西社 SEの先輩にインタビュー。
新入社員企画記事から現在までの変化を話しました。

— 現在の業務内容を教えてください。

主にAV・音響システムの設計や構築と、テレビ会議システムの構築、導入を担当しています。特定の分野の商品・システムを担当しており、お客様の業界は問わない、いわゆる商材特化型のSEです。現在の主な業務内容は、お客様のご要望に対して適切な映像機器や音響機器を組み合わせ、実現できるかを考える概要設計などです。AV、音響システムの担当は今年度からで、昨年まではアプリケーションソフトの設計、開発、テスト、導入を担当していました。担当分野が変わり、新たなSEの道を模索しながら進んでいます。

インタビューも東京-大阪をテレビ会議で結んで

— 現在の業務のやりがいは?

やはり現場に出て、システムがお客様に貢献しているのを実感できることが多いところですね。去年まではソフト開発部隊に所属していましたが、現在と比べると現場に出ることが少なく、お客様と触れ合う機会や実際にシステムが導入される場面に立ち会うことが少なかったように思います。

また、現在導入に関わるものは大規模なシステムが多いため、現場での構築作業後、初めて起動する際はどのように表示されるのか非常にワクワクします。大型施設(ドーム、会議場等、駅等)にシステムを導入するケースも多いので、その分の迫力と驚きは大きいですね。

現場ではお客様にも立ち会っていただくため、問い合わせ対応や調整等の現場スキルも必要になりますが、実際にシステム起動後の驚かれた顔や嬉しそうな顔を見ると、こちらもご提案できて良かったと感じます。

— それに対して前の業務はどんなものでしたか?

以前はお客様の要望に合わせて特注のアプリケーションを開発する業務に携わっていました。防災関連システムのアプリケーションや、教育業界向けのソフトなど様々な業界に関わることがあり、様々な経験を積むことができました。

扱った中でも一番深く携わったものは新聞配送管理のシステムでした。配送状況のモニタリングやトラックの登録・編集など作業員が扱うシステム部分の開発を主に担当しました。システムの導入後は先輩からプロジェクトを引き継ぎ、運用のサポートをしました。後任に引き継ぐ直前にはシステム運用中に出た課題から、お客様のニーズに踏み込んだ新たな提案活動中であったため、名残惜しい気持ちが芽生えていました。

入社当初から自分でイチからモノをつくりたいと感じていました。プログラム開発はお客様の要望を把握するところから始まり、細かなニーズを詰めながら作り上げていく必要があります。この経験は現在のシステム構築の仕事にもつながっています。皆さんが就職活動でよく言われる「コミュニケーション能力が必要である」はこのようなところに繋がるのではないかと感じます。

5年経つと…・業界・担当が代わるSEも多い!※個人差があります ・お客様と関わりが深くなり、踏み込んだ提案をしていけるようになる

— 当時の『新聞配送のシステム』苦労したところは?

大変だったことの一つは開発担当ということで納期に追われていたことです。期日が迫っているのにも関わらず、動作検証時にバグがたくさん出てきたこともあり、非常に慌てたのを覚えています。プログラミングの経験が少ない中で、『納期までに完成させなければ』という責任感を感じていました。あのときは上司・先輩にサポートして頂きましたし、プログラム一行一行の記述の大切さを実感した機会でもあります。

先ほどもお話した『ニーズに踏み込んだ提案』というのは既存の新聞配送のアプリケーションへ機能を追加で構築するというものでした。ヒアリングまで終了したときに後任に引き継ぎました。長年担当しており、お客様と信頼関係を築けていたことや運用を熟知していたからこそ、聞き取れるニーズがあると感じました。

— それら以前の業務は現在に生かされていますか?

アプリケーション開発に携わったことで、事前準備はより入念にしなければならないということを学びました。また、最初は失敗が怖かったですが、何事もまずはやってみることが大事だと学びました。これらの経験から、同じことがAVシステムの提案でも言えるのだと考えています。何を提供するのでも、やはり品質を担保することが非常に重要になります。

システム開発は後戻りができないからこそ、一つ一つを確実に行っていくこと。全てがうまく繋がってはじめて全体が動きます。そういう意味では、SEのコミュニケーション能力の大切さも実感しました。身につけた力で新しい商材を新しい人に届けて行きたいです。

職場の仲間と明るくワイワイ

— 吉村さんが働いてきた関西社という環境は、そういった学びを得るきっかけのひとつとなりましたか。

関西出身ということもあり、もともと関西社を希望していました。また、新入社員研修中に関西社で働く機会があり、仕事の中での職場環境の大切さを感じていました。まずは、住み慣れた土地で基礎を固めたいということもありますし、明るくてわいわいしたアットホームな環境が気に入っています。

関西社は、業界別に事業を展開する体制に変わっている途中です。また、個人でお客様の要望をヒアリングするところから設計、納品まで一貫して担当します。白紙の状態からシステムを構築するまでの過程を一貫して行う環境だからこそ、エンドユーザー様の業務内容や課題は把握できないと具体的なシステムのご提案が出来ないと常に実感します。お客様の『こういうものをつくってほしい』という要望に対して、お客様をよく知ることで付加価値を含めたご提案がはじめてできると一番感じられる職場ですね。

仕事の流れ/環境だから…・ソフト開発から学んだ『着実に行うこと/SEのコミュニケーション能力の重要性』を生かしてSEとして成長 ・1人で端から端まで担当するからこそ、お客様のことをよく知っている大切さを感じる

— 当時あげている『企業を選ぶ軸』と比べ現在は変化していますか。

当時から職場環境が大事だと感じていましたが、これは現在も変わりません。やはり、「報・連・相(報告・連絡・相談)」という言葉がありますが、これは仕事を進める上では本当に重要なことで、いかに「報・連・相」をこまめにかつ、早く行うかが重要だと感じています。よって職場の環境が良いと上司や先輩方とのコミュニケーションも円滑に図ることが出来ると思うので仕事自体も進めやすいと思います。

2010年「新入社員企画」当時のページより

私の場合は、入社当初から今携わっているAVシステムに興味がありました。アプリケーション開発にも興味がありましたが、個人的に音楽が好きということもありますし、多くの人に見てもらいやすいシステムということもあって、より高いモチベーションで仕事に望めていると感じています。

自分がやりたいことには熱が入りますね。つらいこともプラスに変えられると思います。

— では、SEを希望した理由は達成できていますか。

モノをつくることで人の役に立ちたいという思いは達成できています。また、入社後にはモノづくりを行いお納めするだけでなく、お客様や自分自身にも感動を与えることが大事だと学びました。仕事をすることで成果を自分の肌で感じて、自分自身も感動することがモチベーションにつながります。自分で構築して、テストして、完成まで全て見ることができるからシステムへの愛着がわきます。ただ、営業担当者の方がお客さんに入り込むエキスパートですから、そういう意味では営業から学ばなければと思いますね。

— では、今後はどうしていきたいと考えていますか。

お客様とざっくばらんに話が出来るエンジニアになりたいです。先ほどもお話しましたが、お客様から直接指名が入るほど信頼関係を構築し「自分は必要とされている!」と実感することで常に高いモチベーションで仕事に挑みたいと感じているためです。テクニカルスキルの向上はもちろんのことですが、それ以上にお客様と距離を詰めるためのスキルもSEには必要です。
また、全国からオファーがかかるSEにもなりたいですね。現在の上司が社内外問わず、全国から仕事の誘いを受けている姿や展示会等でもお客様だけでなく、協力会社の方など様々な人から声を掛けられている姿を見て、尊敬しています。 どこの事業所にいても声をかけてもらえるように今後も腕を磨いていきたいです。 仕事の上でも人とのつながりは大事だと考えています。人との関わりは避けては通れないため、どんなに短い時間でも学ぶことがあります。

今まで、先輩方に助けられっぱなしでした。今度は逆に先輩方、所属部署をフォローできるようになりたいと思います。そろそろ組織の中核になるため、内心焦っていますが(笑)、小さいことでもいいから、助けになれるように自己成長を続けていきたいと思います。 今回このインタビューを通して、ふりかえってみるとまだ目の前のことに捉われすぎているなと感じました。焦らずに、着実に、引き続き努力していきたいと思います。

今後の目標は…・雑談ができるエンジニアになりたい/全国からオファーがかかるSEへ ・そのために、さまざまな職種と交流をしていく