家族はいつも海のように。

プロサーファー

宮坂 莉乙子

宮坂莉乙子さん(プロサーファー)の写真

「莉乙子(りおこ)のこと、あんまり姉って思ってなくて」って麻衣子に言われた。「ひどーい!」って言ってみたけど、麻衣子だって妹って感じでもないなあと思った。一緒にいるのがあたり前な仲間っていうか。なんでも話せる友達っていうか。ときどきライバルみたいな?そんな感じ。
姉の桃子が、サーフィンをやりたいって言い出して、私と麻衣子がマネをしてはじめたのが、私が7歳で麻衣子が6歳の頃。最初に海の上に立てたとき、すごく楽しかったのを覚えている。それから三人で、ずっとサーフィンばっかり。でも、私たちにとって、それは遊びとかじゃなかった。「海は、ふざけていい場所じゃない」お父さんに何度も言われた。だから、サーフィンだけは真剣に、全力で楽しんできたつもり。こんなに楽しいこと、もっと、いっぱいの人に知ってもらうことが、私の野望でもある。
もしもサーフィンをやってなかったら、私はいま頃、どんな20歳だったんだろう。普通の大学生?全然、想像つかないや。いつも三人で、海にいた。桃子は、私と麻衣子のあこがれだった。夢中で追いかけていたら、気づくとプロのサーファーになっていた。お父さんは厳しかったけど、「やりたい」って言ったことは、一度も反対しないで、応援してくれた。お母さんはどんな朝早くても、おにぎりをつくって海まで車で送ってくれた。家族のことを思い浮かべるとき、なんだか海みたいだなあって思う。やさしくて、厳しくて、大きくて。いつも包んでくれている。
私が、いま乗ろうとしている波。たどり着く先が2020年の東京ならいいなあと思う。もっと、もっと練習して絶対にいきたい。波は、何度もやってくる。だけどおなじ波は、二度とやってこないのだから。

宮坂莉乙子さん(プロサーファー)海を背景に立つ写真

宮坂 莉乙子(ページTOP写真 左)

7歳のときに姉・桃子と妹・麻衣子(ページTOP写真 右)と共にサーフィンをはじめ、15歳でプロに合格。 オリンピックへ向けた、2017年度サーフィン強化指定選手のひとり。パワーサーフィンが持ち味。

【海と人を見つめるパナソニック】

高解像度なネットワークカメラと太陽光パネル、蓄電池を組み合わせた、パナソニックの無線監視システム。停電しても自立電源により3日間稼働可能なこのシステムが、平常時も非常時も、海と海岸とその周辺の街の安全を見守っています。