お知らせ:

コンデンサ等への微量PCB混入の可能性についてのお知らせ

※内容は発表時のものです。ご了承ください。

2003年11月26日
富山松下電器株式会社

弊社は平成15年3月20日付け経済産業省製造産業局長通達(平成15・03・19製局第12号)に基づき、[1]PCB含有の有無の判別を行う調査、[2]原因の解明、[3]関連ユーザーへの情報提供等の指示を受け、「自主調査」を実施するとともに、社団法人日本電機工業会において電気絶縁油を使用した電気機器を製造している会員企業で構成する「微量PCB検出変圧器等対策委員会」と連携して鋭意調査を進めてきました。
調査にあたっては、電気機器のお客様ならびに社団法人 潤滑油協会および絶縁油メーカーの協力を得て実施しました。
このたび、微量PCB混入の可能性および微量PCB検出事例の混入原因解明についての調査結果をとりまとめた報告書を、平成15年11月21日に経済産業省へ提出致しました。
調査結果を基にお客様にご留意頂きたいことを下記の通りお知らせ致します。

調査結果

1.微量PCB混入の可能性がある対象製品

油入りコンデンサ、油入りリアクトル、油入り放電コイル

2.微量PCB混入の可能性について

1)1990年以前に製造された「鉱油」を使用したコンデンサ、リアクトル、放電コイル等については、製造時における微量PCB混入の可能性を完全に否定することができません。

つきましては、メンテナンスあるいは廃棄処分が必要な製品については、微量PCB検出の可能性がある製品としての取り扱いをお願い致します。

2)1991年以降に製造された「鉱油」を使用したコンデンサ、リアクトル、放電コイル等については、製造時におけるPCBの「含有無し」を証明できます。

1990年10月より、油メーカーにおいて微量PCBの検査を開始し、PCB不検出であることを確認しています。

3.微量PCB混入の可能性についての見解

油入り電気機器への微量PCB混入の原因としては、(1)油メーカーまたは流通過程での汚染、(2)製造工程での汚染、(3)保守での汚染、の3点が考えられます。
調査を実施した結果、弊社では1972年3月までPCBコンデンサを生産していましたが、他の絶縁油「JIS C 2320 電気絶縁油(鉱油)1種1号」とは製造ラインを完全に分離していました。従って「鉱油」を使用したコンデンサ、リアクトル、放電コイル等への微量PCB混入は無いと考えていました。
しかしながら、1961年~1989年に弊社で製造された変圧器の「自主調査」および「お客様からの分析報告」により、絶縁油の交換実績の無い変圧器から微量PCB混入の事例が報告されており、これは「鉱油」が油メーカーまたは流通過程で汚染されていた可能性を示しています。

1)1990年以前にコンデンサ等に使用された「鉱油」については、絶縁油メーカーのPCB不含証明書(検査成績書)を入手していませんでした。また、弊社においても当該期間については微量PCBの検査を実施しておりません。したがって、「鉱油」がPCBで汚染されていたか否かの特定ができません。
2)リアクトル、放電コイル等使用過程において、絶縁油の交換を行った場合におけるPCBの微量混入の可能性があります。

(注意事項) 一部の機種に於いて、「No.PCB」と表示された機器がございますが、この表示は[PCBを使用していない] ことを意味するものであり、微量PCBの混入の可能性を否定するものではありません。

微量PCB検出機器の取り扱い・管理について

1)微量PCB検出の可能性を完全に否定できない機器については、機器廃棄時および保守・メンテナンスにおいて交換された油の廃棄時には、PCB汚染の拡大防止のため微量PCBの検査を実施し、PCB混入の有無の確認をお願いします。
2)微量PCBの混入が確認された機器については、PCB絶縁油入り電気機器と同様「電気事業法」、「廃棄物処理法」、「PCB特別措置法」に基づいて適切な処理の実施をお願いします。

尚、取り扱い・管理の詳細および微量PCBの検査機関等については社団法人 日本電機工業会のホームページに掲載されておりますのでご参照下さい。

お問い合わせ先

パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(AIS社)
デバイスソリューション事業部 電子制御ソリューションビジネスユニット (富山)
PCB問い合わせ担当 : 宇波 潔
TEL:0763-33-5510
E-mail:p-con@gg.jp.panasonic.com

関連情報

PCB使用機器関連情報については、こちらのホームページもご参照ください。

※本内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。