高齢化に直面するダム。
その維持管理を
ロボティクス技術で革新。

パナソニック
ロボティクスソリューション

ダム維持管理システム

ダム維持管理
システム

世界でもっとも高齢化が進んでいるこの国で、もうひとつの高齢化が問題になっている。それが社会インフラの高齢化だ。
1960年代。日本が大きく飛躍した高度経済成長期。いまの社会の基盤となる、さまざまなものが次々とつくられた時代。新幹線や高速道路、トンネルに橋…そしてダムも、そのひとつ。通常、ダムのようなコンクリートの建造物は、50年ほどで補修が必要になる。つまりいま、一斉に点検が必要な時を迎えているのだ。なかでも高さ40m以上のダムは、潜水士による複雑な点検が必要とされており、その数は、全国で約800基にものぼる。しかし、点検作業は潜水士への非常に負担が大きく、その精度にも課題があった。

そんななか活躍が期待されているのが、パナソニックのロボティクス技術を活用した「ダム維持管理システム」である。ひとに代わって水中に潜り、独自のセンシング・イメージング技術により、ひとの目視では困難だった網羅的な点検を実現するこのシステム。技術的な特徴は3つある。

① 画像鮮明化技術

濁度が高い水中の撮影でも「階調補正技術」により点検箇所をクリアに再現。汚濁によるかすみや、浮遊物などのノイズを除去し、視認性の高い鮮明な映像記録を実現する。


画像鮮明化技術

 

② 均一照明技術

自動車用の部品(ヘッドライト)の技術を応用した「マイクロレンズ技術」により、撮影カメラ画面全体を一様輝度で均一化。水中での視認性を高めるとともに、点検分析に必要な映像ステッチングや損傷の抽出の精度を向上する。

均一照明技術

 

③ 自律制御技術

壁面との距離や深度、方向、傾斜などを計測する各種センサと8基のスラスタによる自律姿勢制御で、つねに壁面勾配と正対した状態を自動でキープ。安定した並行移動で、再生時におけるブレや揺れのない映像撮影をサポートする。

自律制御技術

斜めの姿勢のままでも並行移動可能

パナソニックのソリューションは、点検作業だけでなく、データ管理・分析作業まで、ワークフロー全体を幅広くサポートする。自己位置センシング技術により、つねに位置を把握しながら撮影。得られた情報をもとにダム全体を一枚の画像ように記録することで、損傷箇所の正確な位置や大きさの把握が容易に。経年変化の管理も可能となる。点検データを俯瞰で確認できるので、これまで難しかった計画的な補修が行えるようになった。現在は、2016年内の販売開始をめざし、京都府の天ヶ瀬ダム(国土交通省管理)などで実証実験を重ねている。

※ 国土交通省による「次世代社会インフラ用ロボット現場検証」の一環として実施。

ダム壁面 ダムの状態を面で確認可能

くらしにひろがる
ロボティクス技術

パナソニックのロボティクス技術は今後、ダムや橋梁、トンネルなどの社会インフラだけでなく、サービス産業や農業、物流や医療など、くらしのさまざまなシーンで、あたらしい価値を創出していく。

HOSPI

HOSPI

薬剤や検体を、自動で搬送。24時間稼働で医療現場のスタッフ業務を支援する。

リショーネ

リショーネ

患者様を乗せたままベッドの一部が、車イスに変形。介護の負担の軽減に貢献。

トマト収穫ロボット

トマト収穫ロボット

機械では難しかったトマトも傷つけずに収穫可能。農業での労働力不足をサポート。

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