ライトキャンバス

原理・法則

- 減法混色と加法混色 -

■色の三原色
C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)

絵の具や顔料ではC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)を混ぜ合わせることにより全ての色を作り出すことができます。
各色を100%の濃度で混ぜ合わせると黒になります。
この三色を「色の三原色」と呼んでいます。

絵の具・印刷機 CMYの値を0-255で調整して色を作ります。

■光の三原色
R(赤・レッド)、G(緑・グリーン)、B(青・ブルー)

人間の眼にある、色を感じることのできる細胞(網膜)は、R(赤)・G(緑)・B(青)しか識別できないと言われています。
人間は、それぞれの光の強さを脳の中で組み合わせることにより、色を認識しているようです。
この三色を「光の三原色」と呼んでいます。

光・テレビ RGBの値を0-255で調整して色を作ります。

身近な事例

- 動物の眼 -

動物の眼

哺乳類(ほにゅうるい)の多くは、青紫(波長域450ナノメートル)、赤(波長域564ナノメートル)の二つの光を識別する細胞しかありません。つまり二原色なのです。
三原色を識別できる哺乳類(ほにゅうるい)は、サルやチンパンジー等の高等霊長類だけです。生物の進化の過程から考えてみましょう。
爬虫類(はちゅうるい)の頂点である恐竜の時代に出現した哺乳類(ほにゅうるい)の祖先である小型爬虫類(はちゅうるい)は、明るい時間に活動すると恐竜に狙われるため多くが夜行性となり、その結果緑を認識する遺伝子が消失してしまったようです。その代わり、暗闇でも活動できるよう、わずかな光でも物を識別できる能力を獲得しました。この名残から、一部の夜行性哺乳類(ほにゅうるい)は完全色盲です。
ヒトの色覚は、祖先の猿の時代に特別な変化によって三原色を再獲得したようです。両生類や鳥は、色を識別できる錐体細胞(すいたいさいぼう)を四種類(四原色)持っており、魚は四種類(四原色)以上持っているのです。

豆知識
ピンホール眼 レンズ眼

眼には、大きく2種類の構造があります。
一つはピンホール眼というもので、針のように細い穴から対象物を網膜に反転させ、映像を得ることができます。
貝類の多くがこの眼を持っています。
もう一つはレンズ眼というもので、水晶体がレンズの役割をしていることからこう呼ばれます。
人間や哺乳類(ほにゅうるい)派はもちろん、イカやタコの出現時から既にレンズ眼を持っていたと言われています。