法務 金城 未希

法務 金城 未希 法務 金城 未希
法務 金城 未希

ビジネスは、万全のルールづくりから始まる。

電子回路や半導体の材料を手がける電子材料事業部は、海外の売上比率が高く、常に世界中の国の法律やローカルルールを意識しながらビジネスを進めなければなりません。例えば海外に現地法人を設立する時は、その国の会社法などの規制に従わなければなりませんし、販売代理店や協力工場とアライアンスを結ぶ時は、取引の基本ルールを示した契約書を取り交わさなくてはなりません。法務担当としての私の役割は、そうした法律面をケアすることで事業活動の推進をサポートすること。法律が関係する多種多様な問合せや相談に応じたり、取引先との契約交渉の場に立ち会って専門の立場から意見を述べ、より有利な条件で契約を結べるように契約書の案文を考えるなど、さまざまな業務を行っています。所属する電子材料事業部がビジネスをスムーズに運べるような「舞台」を整える仕事。そんな風に表現することができるかもしれません。契約内容が、時には直接ビジネスに影響を与えることもあるだけに、責任は重大。もし交渉の場で重要なポイントを指摘できないと、事業部として大きな不利益を被ることにもなりかねません。自社の利益を守り、電子材料事業部の発展に貢献するために重い責任を負った仕事です。

法務 金城 未希

知らない世界を“旅”した8年間。

法務担当になって8年。数えきれないほどの案件に関わりました。その中で最も印象深いのは、欧米系IT先端企業との間で次世代製品の材料開発に関する契約交渉にあたった時です。交渉を難しくしたのは、スピーディな意思決定を求める欧米企業と、なにより合意形成を重んじる日本企業との風土の違い。金曜日の朝に電話会議で交渉し、終わるとすぐに社内で調整、月曜には社内の意見をとりまとめ、契約書のドラフト(素案)に反映させて再び交渉にのぞむという慌ただしさ。時間に追われる日々が、3ヶ月ほど続きました。途中、交渉の席で難しい判断を先方から求められ、メンバー全員の視線が一斉に私に注がれるようなプレッシャーのかかる場面も。それだけに契約が成立した瞬間の達成感は、今でも忘れることができません。最初に法務担当をいわれた時は、驚き以外ありませんでした。六法全書に触れたことすらない自分に、果たして務まるのか。そんな不安もありました。でも未知の世界だった法務の仕事に携わることで、プライベートでは接する機会のない分野に触れ、自分の世界を広げることができました。もちろん努力はしたつもり。でも機会がなければ、努力したくてもできません。パナソニックという会社で機会を与えられたこと、温かく見守り育ててくださった先輩たちに、心から感謝しています。

私のキャリアヒストリー 私のキャリアヒストリー

入社、営業企画に配属。

電子材料事業部の営業企画に配属。販売実績の管理に携わる。「○○万円を売り上げた」「○○を受注できた」など、販売会議の席で飛び交うビジネス最前線の生々しい会話と熱い議論に興味津々。

突然の法務担当。単語の意味すら分からず、悪戦苦闘。

大学では現代文学を研究。法律は、まったくの素人。会話に付いていけず四苦八苦。それでも生来の「あきらめない」精神で猛勉強。上司には「何かお手伝いすることないですか?」とアタックをかけ、自分で仕事を見つける。

猛勉強が実り、どうにか独り立ち。

契約書策定の案件を、初めて一人で担当。無事にやり遂げる。成長を辛抱強く待っていてくれた上司。足にハンディのある私を気遣い、仕事がしやすい環境をつくってくれた先輩たち。人のやさしさに触れた。

初のプロジェクト参加。

海外の工場に「Panasonic」ブランドの製品を生産委託するOEMプロジェクトで、契約書の策定を担当。他部署との関わりが増え、事業活動で法務が果たす役割の大きさを再認識。海外案件が増え、独学で英会話の勉強開始。

取引先との直接交渉に初参加。

欧米系IT先端企業との契約で初めて交渉の前面に立ち、法務担当として重責を担う。法務が、「守り」だけでなく「攻め」の役割を担うことを再認識し、ますますやる気に。

法務 金城 未希

入社の決め手 入社の決め手

「ふつうの人がすることは何でもやってみたい」。人一倍好奇心と意欲を持ってはいても、足にハンディのある私は、オールマイティにすべての仕事をこなせるわけではありません。その点パナソニックは組織も大きく、さまざまな能力を持った多様な人材が活躍していて、私にも後方支援で力を発揮する場があるに違いない。そう感じて、パナソニックを選びました。また海外への興味が強く、学生時代は中国語を学び、上海へのショートステイも。好きな語学を生かすという点でも、海外と接するチャンスの多いパナソニックは魅力でした。