エンジニア 太田 賢

エンジニア 太田 賢 エンジニア 太田 賢
エンジニア 太田 賢

新規業務提案など求められる範囲が広がり、成長を感じる日々。

入社7年目に、それまでのソフトウェア開発から一転、携帯端末用の試作機を提供する職場に異動になりました。担当しているのは、携帯電話の新機種開発を支える仕事。製品の発売前には試作機をつくるわけですが、その試作機づくりに必要な部品の在庫管理を任されています。これは基板に実装する小さな部品で、一機種あたり350~450個も使われています。普段はリールの中にテーピングして保管し、集中管理。試作機をつくる際には開発部門からの依頼を受け、プロジェクトに必要な数だけを貸し出します。例えるなら、図書館のようなイメージですね。ただし、部品は数量もバラバラですし、使用期限もある。膨大な情報を管理する必要があるのです。この仕事を任されたことを機に、ソフトウェア開発時になかなか出来なかった「耳の障がいを確実に伝えること」を最優先に実施しました。なぜなら、それまでは相手に余計な不安を与えたくないと思い、聴覚に障がいがあることを関係者にうまく伝えることができず、結果的に信頼関係が破綻してしまった経験があったからです。自分の業務能力を公開することはもちろん大切ですが、まずは職場のメンバーに私の耳が聞こえないことを理解してもらうことが大事。自分の耳が聞こえないことと、提供して欲しい情報手段を説明することを徹底しながら業務を進めることで、周囲との信頼関係を築いていきました。さらに現在、社内構造改革を推進することになり、会社も自分自身も、生き残るためには業務の幅を拡大し、スキル向上を目指さなければなりません。このピンチを、自分がさらに成長できるチャンスとして生かしたいと思っています。

エンジニア 太田 賢

自らの積極的なアプローチで、責任ある仕事を任される。障がいをプラスに転じた視点や発想を生かせる環境。

これまでの会社生活で感じているのは、社会や会社に必要とされる知識と技術を持てば、障がいの有無は関係ないということ。最初は周りの人に理解をしてもらうことが大変かもしれませんが、実績を積み重ねていくことで、周りとの信頼関係も強固なものになると捉えています。試験管理部への異動当初も、周囲のメンバーの戸惑いもあって、比較的簡単な業務しか任されなかったのですが、少しずつ信頼を獲得するとともに、次第に責任の重い業務を任されるようになりました。職場の先輩と新規業務や業務改善の提案などの会話に関与する割合がだんだん増え、信頼を得られていると実感できる場面が増えました。自分から心を開くことで、職場の人々のやさしさも感じられるようになりましたね。働きやすい職場環境は、誰かから与えてもらうものではなく、自分で作っていくものだと学びました。たくさんの人と関わりを持つということは、自分の障がいを分かってもらう絶好の機会。自分の仕事が持てるということは、自分の障がいをうまく利用した業務の進め方が出来るようになるということ。そんな風に、私は考えています。パナソニックという会社は、障がい者にも平等にチャンスを与え、適切な評価をしてくれる会社。たとえば、開発担当でなくてもアイディアを出せるチャンスがあります。アイディアには、健常者も障がい者も関係がありません。むしろ障がいがあるからこそ分かること、見えることもあると思います。そうした自分ならではの視点を、これから生かしていきたい。さらなる自分の成長を目指して、頑張っていきたいです。

私のキャリアヒストリー 私のキャリアヒストリー

ソフトウェア開発のノウハウを学ぶ。

先行試作のソフトウェア開発を行う職場に配属。大学とは比べ物にならない充実した設備環境の中で、ソフトウェア開発のノウハウを習得できた。

初めての特許出願。

内線電話関係の特許を出願。初めての特許出願ということもあり今でも印象深い出来事のひとつ。

通信キャリアとの共同試作開発。

通信キャリアと共同での先行試作開発に携わる。交渉がまとまらず頓挫したプロジェクトもあったが、社外の人との関わりもたくさんあり、人間としても大きく成長する。

試作管理部署への異動。

これまでの業務とはまったく異なる分野の部署へ異動。コミュニケーションをはじめとする人間関係も1からの再スタート。

インターン実習生の指導。

過去に自分が受けたインターンシップの研修生を担当する。懐かしさもありながら、企業を代表しての責任と緊張の日々。

社内の構造改革による、求められることの変化。

社内の構造改革により、業務の範囲拡大を求められるようになりました。自分のさらなる成長を感じながら業務に向き合っています。

エンジニア 太田 賢

入社の決め手 入社の決め手

私が学生のときに、当時の松下通信工業(現パナソニック モバイルコミュニケーションズ)がインターンシップ制度で学生の受け入れを実施しており、実習生として就業体験をさせていただいたことが入社のきっかけです。実際に社員とほぼ同等の経験をさせていただき、育成風土や職場の雰囲気が非常に良かったことが決め手となりました。経営理念がしっかりしているといった安心感も、背中を押してくれました。