調達 浜田 良太

調達 浜田 良太 調達 浜田 良太
調達 浜田 良太

強いモノづくりを支える、グローバルな部材調達。

パナソニックが今力を入れている製品のひとつに、電池があります。世界中のユーザーへ安価で高品質な電池を供給するために、世界各地に工場を展開し、グローバルなモノづくりを行っています。私の仕事は、そうした海外の工場へ電池の生産に必要な部材を供給したり、完成した電池を日本国内に輸入するスキーム(枠組み)をつくり、コストダウンと製品の安定供給をサポートすること。グローバルに張り巡らされた貿易のルートを状況に応じて自在に組み合わせ、各国の税制や諸問題を考慮に入れながら、最適なルートをいかに構築するか。そこに仕事の難しさと面白さが同居しています。例えばリチウムイオン電池パック用の部材は、ドイツのメーカー6社から部材の供給を受け、それを日本の国内工場に運んで製品にしています。ドイツメーカーの部材は、これまで各メーカーから個別に買い付け、航空便で日本に運んでいましたが、輸出効率が悪く、コストもかさみます。そこでメーカー6社の部材をいったんドイツの港町ハンブルグに集約し、コンテナに積んで船で日本まで運ぶという新たな調達スキームを構築したことで、大幅なコストダウンを実現しました。こうした取り組みを積み重ねることで、世界市場で戦う競争力が生まれます。パナソニックのグローバルな事業展開の核となるモノづくりを支えていくことが、私の使命です。

調達 浜田 良太

大組織にいながら、経営者的視点と大局的視点が養える。

調達は、「モノを買って、売る」という商行為を自己完結する一個の「ビジネスユニット」です。得た利益をもって人・モノ・カネという経営資源のバランスを最適化しチームを運営していくという企業経営者的な視点、そしてグローバル調達という切り口で、事業全体の特性を理解し、モノづくりへ貢献する大局的な視点。この2つを大組織に居ながらにして伸ばしていけるのが、グローバル調達のいちばんの面白みであり、創業者の時代から受け継がれた経営理念のもと、社員一人ひとりが一個の事業者として独立したマインドで仕事に取り組むパナソニックならではの仕事の醍醐味といえるのかもしれません。大企業に入社すると、大きな組織の歯車になるという不安を感じる方も少なくないはずです。私自身も入社前、同様の不安を感じていました。でも今は違います。担当業務と会社の経営とのつながりを実感する中で、自らの存在感を意識できる——。そこにこの仕事のいちばんのやりがいがあると確信しています。

私のキャリアヒストリー 私のキャリアヒストリー

プラズマTVのプロセス開発部門に配属。

高効率で低コストの生産ラインを構想・計画から設計、立ち上げ、改善まで一貫して担当する部署にて、スペックひとつ変更するだけで、大規模なラインの検証実験が行われる生産現場のスケール感とスピード感に圧倒される。

自ら開発した自動化プログラムで国際特許取得。

大画面TVのディスプレイに使われる1辺が2.5mという巨大ガラスを加工装置にセットする作業を自動化するプログラムを独自開発。半日かかった作業時間を数分単位に短縮し、国際特許を取得。「課題は現場にあり」を身をもって体験。

世界初の技術開発に成功。材料調達に関心を深める。

インクジェットの技術を使い、プラズマTVのガラス基板上に配線パターンを形成する技術の試作に世界で初めて成功。コストダウンの道を開く。その延長で、さらなる材料コスト低減の必要性を感じ、上流工程である材料の開拓・調達への関心を深めた。

新たなキャリアがスタート。

材料開拓の経験を生かせる新たなキャリアを模索。社内公募制度を利用し、全社的視点で原料や部材の買い付けにあたる調達部門へ自ら志願して異動。海外の部材調達先の工場を訪ね、生産工程への管理手法の導入や品質向上に向けた改善取り組みを実施。

グローバルな部材調達にチャレンジ。

国境を越えたグローバルな部材調達でモノづくりの効率化を図る「部材調達センター」に配属。海外20カ所の工場および国内各地の工場に対し、全社を俯瞰する視点で物流の集約化や為替を使った合理化策のアドバイス、ソリューション提案を行う。

業務の幅を広げ、経営的な視点を養う。

従来の業務に加え、所属する「AIS担当チーム」の収支と資金を月次で管理する仕事を新たに担当。年間の事業計画策定にも参画し、仕事の守備範囲がさらに広がる。その中で経営的視点を養う面白さも発見。

調達 浜田 良太

入社の決め手 入社の決め手

就活では、自分のスキルと仕事のマッチング、勤務地、社員の方の人柄など、自分なりに重視する項目をいくつか挙げて点数化し、会社を絞り込んでいきました。最終的にパナソニックを選んだのは、総合点で他に優ったからです。また創業者の代から脈々と受け継がれ、グループ30万人の心の奥底に深く根ざす経営理念にも強く引かれ、モノづくりを通じて地域社会や国に貢献しようと熱く語る先輩にも大きな影響を受けました。パナソニックなら大きな組織であっても「歯車」にならず、職業人として充実した日々を過ごせるに違いない。そんな確信が、私の決断を後押ししました。