生産技術 恒吉 拓央

生産技術 恒吉 拓央 生産技術 恒吉 拓央
生産技術 恒吉 拓央

ピコ秒レーザーのプロセス開発で実験室に入り浸る。

パナソニックは、生活家電製品などのモノづくりを通じて培った技術を生かし、最先端の生産設備や加工機の開発を手がけています。例えば「ピコ秒レーザー加工機」*は、波長の短いパルスレーザーでサブミクロン精度の金属加工を実現する精密加工機。超微細加工が求められる半導体や電子部品を中心に、今後の市場拡大が期待されています。私の仕事は、その「ピコ秒レーザー加工機」のマーケティング活動に欠かせないプロセス開発。実験室にある試作機を実際に動かし、お客様から提供された材料のテスト加工を行って要求される形状や加工精度を実現できるかどうかを検証しています。レーザーの照射角度や出力を微調整しながら実験を重ね、要件を満たす最適な加工条件を見つけ出すために試行錯誤する日々。思うような結果を得られず、思い悩むこともしばしばですが、モノづくりが人一倍好きな自分にとっては、それも楽しみな時間。実験室に入り浸り、気が付けば退社時間ということもしばしばです。また何度も実験を繰り返していると、「ここは、こうした方がいい」と、試作機改良のアイデアも次々と浮かんできます。いつかそのアイデアを新機種開発に盛り込んでやろうと、密かな野望をめぐらせながら仕事に取り組んでいます。

*1ピコ秒は1兆分の1秒。

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成長のキッカケをくれた先輩のサポート。

従来のレーザー加工機から精度が飛躍的に向上した「ピコ秒レーザー」は、市場で大きな注目を集め、去年の夏から引き合いが急増しています。折しもチームの上司や先輩が別の案件の対応に追われ、気付いてみれば私がプロセス開発の前面に立つことに。次々と舞い込むテストの依頼。お客様との打合せ。迫る分析結果の報告期日。日常は急に慌ただしくなりました。まさに猫の手も借りたい忙しさ。そんな窮状を見るに見かねて、助け舟を出してくれたのは教育担当の先輩でした。先輩の指導は、もともと自由放任。「自分で考えて行動し、分からないことがあれば聞きなさい」というスタンスです。でもこの時ばかりは、まるで違っていました。「これとこれは君が責任を持って遂行すること」「これについては、営業とスケジュール調整するように」と、仕事の進め方を具体的に指示してくれたのです。この先輩のアドバイスで、事態は改善。過密スケジュールを、どうにか乗り切ることができました。今振り返ると、この時の経験がいかに貴重だったか分かります。スケジュール管理の大切さ。チームで力を合わせることの重要性。先輩から学んだスキルやノウハウは、今でも私の仕事のベースです。大好きなモノづくりがしたくて選んだパナソニック。楽しみは、まだまだこれから広がりそうです。

私のキャリアヒストリー 私のキャリアヒストリー

入社。研修で生産設備のすべてを学ぶ。

設計から評価、制御プログラム、部品加工や工具の扱い、設備の組み立てまで、モノづくりを支える生産設備の基礎知識を1年間かけてじっくり学ぶ。早く仕事がしたくて、ウズウズする日々。

さらに半年間のOJT研修がスタート。

実際の業務を通じて実務の知識を学ぶOJTがスタート。レーザー加工機を使って材料を加工し、特性を評価する方法などを半年間かけて学ぶ。即戦力として成長しようと、エンジン全開。

現在の職場に正式配属。いよいよ実践の場へ。

1年におよぶ研修が終了。「ピコ秒レーザー加工機」のプロセス開発担当に。お客様の求める条件をクリアできるかどうかをテスト加工で検証する仕事を主に手がける。初めて経験する本番業務。楽しく、充実した日々。

多数の引き合い。ハンパない忙しさ。

テスト加工の依頼が急増。上司と先輩が別のプロジェクトにかかりきりで、突然矢面に立つことに。実験室で時間を忘れるほど評価分析に没頭、お客様との打合せもこなす多忙な毎日。見かねた教育担当の先輩のサポートで、どうにか乗り切る。

初受注が目前。“スイッチ”を入れ直す。

思いがけない業種のお客様との商談が順調に進み、受注が秒読み段階。決まれば初めての受注。実機の設計から現場への搬入まで、やりたかった仕事ができるチャンスついに到来!実機が本番稼働する様子を想像しては、ひとり悦に入る。

生産技術 恒吉 拓央

入社の決め手 入社の決め手

ロボットに憧れたのは幼稚園の頃。高専、大学と進む中で、いつしか工場にある「ドデカい設備」を自分でつくり、動かしてみたいと思うようになりました。パナソニックとの出会いは、修士1年で参加したインターンシップ。生産技術の創造や新規事業の創出を柱とする「生産技術本部」の存在を知り、モノづくり設備の企画から納入まで一貫して携わる仕事につきたいと入社を決めました。やりたい仕事に挑戦できる「スキルe-チャレンジ」(社内公募制度)も大きな魅力。今の職場で技術者として自信が付いたら、この制度を利用して、新たな分野に挑戦したい思いもありました。