【CSR(企業市民活動) 03】

毒ヘビに怯える村に安心を ~Power Supply Station~

ミャンマーの中部乾燥地帯には猛毒で知られるクサリヘビやコブラなど複数種の毒ヘビが生息しており、被害者は年間約15,000人、そのうちおよそ300人が命を失っています(※)。
タイのMFL財団はミャンマーで「SUSTAINABLE ALTERNATIVE LIVELIHOOD DEVELOPMENT PROJECT(地域における継続可能な生活力向上プロジェクト)」を推進しており、村人や家畜の毒蛇被害は生活力の向上を妨げる大きな課題と考え、活動の一環として血清の配備やヘルスワーカーの育成に取り組んでいます。
ただ、血清はこれまで、財団の技術者が手作りした簡素で小さな保管庫で保存されていましたが故障することもあり、血清の安定した保冷管理に不安がありました。
そこで、MFL財団は、パナソニックの太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライステーション」の設置を検討。三井物産株式会社のCSR活動の一環としてMFL財団の活動趣旨に賛同し拠出された寄付金をもとに、2016年6月にインマジャウン村に設置しました。これにより電力が村に供給され、冷蔵庫による血清の保管と街灯の設置が実現し、毒蛇被害の低減が期待されています。
また、集会場にも電力が供給されることで、日没後の読経、勉強、会合も可能になり、村のコミュニティ活性化にも役立っています。
パナソニックは、パワーサプライステーションだけでなくソーラーストレージやソーラーランタンなど太陽光発電・充電の技術を活かした製品の販売や寄贈活動を通じて、無電化地域や災害地域の貧困、健康、就業などの課題の解消を目指しています。


※東南アジアの蛇咬傷の疫学調査,WHO,2014 より