02 家電×ニッポン Jコンセプト

「日本のおもてなしの精神と高い技術力、その良さを結実させた商品を作り上げたい」。アプライアンス社の担当者たちは、モノづくりに対する強い思いを胸に、商品開発をスタートした。開発にあたり大切にした指針は「お客様視点」。のべ3万人にものぼるお客様の本音と向き合い開発を推進していった。ターゲットは50~60代の家電の進化と共に育った世代。この世代は数々の社会のトレンドをつくり出し、衣食住へのこだわりがある見る目も肥えた言わば「目利き世代」である。このターゲットの声を直接聞くことで、今まで社内で考えていたターゲット像や技術先行では見えてこなかった機能への不満やデザインのヒントが明らかになった。そこからかつてない数の調査と検証を繰り返した担当者たち。そんな徹底した「お客様起点」から、「Jコンセプト」が誕生した。

足元温度の向上を実現し、エアコン暖房の不満を払拭。 Jコンセプト ルームエアコン「Xシリーズ」「HXシリーズ」

多くの声を聞くうち、お客様のご不満No.1は暖房時の足元の暖かさにあることが判明。そこで「足元が約35℃になり、寝転びたくなるほど床が暖かくなるエアコンを作る」を目標に、開発を進めた。何度も壁にぶち当たっては、お客様からの声に立ち返り、35℃を実現するためのデザインや、センサーなどを備えた新しいルームエアコンの完成にこぎつけた。

丹羽 守(左)、八田多代(中央)
アプライアンス社 エアコン事業部
商品企画グループ
木下和美(右)
デザインカンパニー
アプライアンスデザインセンター

白桃京子
コンシューマーマーケティングジャパン本部
メジャーアプライアンスグループ

使用シーンを見つめなおして世界最軽量の本体を実現。 Jコンセプト 紙パック式掃除機「MC-JP500Gシリーズ」

お客様が掃除機を使う様子を見ると、階段や棚を掃除したり、脚立を使う方もいたりと想像以上。そこで、誰もが手軽に持ち運べるよう「本体2.0kg」という目標を設定した。技術部門や工場が全パーツを見直し、中でも「PP繊維強化樹脂」という最先端の素材を「綾織」にすることで美しくも強度を確保した本体は、世界最軽量2.0kgを実現。分かりやすい特長が、店頭での大反響につながっている。

北口和美(右)
アプライアンス社 ランドリー・クリーナー事業部
商品企画グループ
永田 尚(左)
デザインカンパニー
アプライアンスデザインセンター

森田 尚見
コンシューマーマーケティングジャパン本部
スモールアプライアンスグループ

お客様の「使いやすく」を追求し、今までの常識を打ち破る。 Jコンセプト トップユニット冷蔵庫「NR-JD5100V」

今までは冷蔵庫の最下段にあった野菜室を、ターゲットである目利き世代のお客様が腰をかがめずに取り出せる真ん中に配置、さらに野菜室のドアの高さも50代以上の日本人女性が最も使いやすい床上88cmに。常にターゲット視点に寄り添い、今までとは一線を画した商品の開発を推進。「日本のおもてなし精神」が宿る冷蔵庫が完成した。

大和一恵(左)
アプライアンス社 冷蔵庫事業部 商品企画グループ
中村 実(右)
デザインカンパニー
アプライアンスデザインセンター

山本秀子
コンシューマーマーケティングジャパン本部
メジャーアプライアンスグループ

記事・写真はすべて社内報から再編集したものです。