松本 裕一

カメラのあるところに、新しい価値を。

私が今、研究しているのは「画像認識技術」の中でもAI(人工知能)に関連する「ディープラーニング」。これによりカメラに映っている人やモノを「見つけ出す」だけではなく、それが「何であるのか」や「何をしているのか」ということまで自動的に分析できるようになります。人の行動や属性まで正確に認識できるようになれば、あらゆるシーンで人々の暮らしをよくすることができます。例えば、駅のホームを歩く人が車椅子の方なのか、白杖の方なのか、またはベビーカーの方なのかをリアルタイムで判別することで、それに応じた補助をすぐに行うことができます。また、監視カメラの映像から自動的に危険人物を割り出すことで効率的なセキュリティーにつなげることも可能です。ディープラーニングは、カメラがあるところならばどこにでも新しい価値を広げることができます。実際に当社のシステムが店舗や工場の効率化やスポーツ解析など、様々なシーンでも導入されはじめています。

松本 裕一

AI研究の本場・シンガポールへ。

アプリケーション開発のプロセスにおいて、精度や情報処理の高速化をより追求するためにはパラメータのチューニングなどのノウハウが必要でした。その学問分野において、シンガポールは進んでいる。そこで、上司に相談してシンガポールに行くチャンスを得て、R&Dグループ研究所とシンガポール国立大学でディープラーニングを開発しているグループと共同研究を行いました。年齢やキャリアに関わらず自社の人材に海外の最先端技術を学びに行かせてくれる理由は、経営理念のひとつである「お客様第一」に基づいているからだと思います。お客様のニーズに応えるという部分に重点を置いているからこそ、より高いレベルの研究をしていこうという会社の風土があります。

松本 裕一

人の心に寄り添うAIを。

今後はBtoB向けの業務のサポートだけではなく、より人の生活水準の向上につながる研究分野にも取り組んでいきたいです。これから日本は超高齢社会に突入していきます。そのような時代に技術者として私ができることは、高齢者への介護ロボットのサポートなどに役に立つAI技術の開発です。そこでのキーワードは、「人間とAIの協調」だと思います。たとえば、介護業務の効率化や負担軽減に寄与するだけではなく、ロボットが人の表情や動きを察知して、自ら高齢者のサポートを行うような世界。AIが人の心に寄り添うことで、生活者の暮らしがより豊かになっている未来を目指していきたいです。未知のことにはまったく対応できないAIに、人の気持ちや表情を知識として教えるのは人間。そこは人が助けていく。これが技術開発のトレンドになるでしょう。

松本 裕一

ロボットをうまく歩行させるような研究をしていた大学時代。小学校5年から10年間続けたサッカーとAI技術を活かして「ロボカップサッカー」の国内大会で優勝し、世界大会にも出場しベスト8。就職してからもAIに関係する仕事をできることや、開発した技術を幅広い事業領域に展開できることに魅力を感じ、パナソニックに入社。

松本 裕一  (2008年入社・9年目)

AVCネットワークス社 イノベーションセンター
画像ソリューション開発部

未来をつくるスペシャリスト

ディープラーニング

Panasonicの「仕事観」をより深く知りたい方。
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キャリフルは、全学年の大学生を対象に、「働く」を考えるための様々な機会を、リアル・オンラインで提供している、㈱リクルートキャリアが提供しているサービスです。そのコンテンツの一つであるキャリフルCAMP!は、社会人との接点を通じた、「仕事」と「自分」の理解を目的としたプログラムです。

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