ヒトにやさしい安全なクルマ社会へ

安全・安心なドライブをサポート

自動車の安全装備は、年々進化し、私たちの安全・安心なドライブをサポートしてくれています。また、通信技術が急速に進歩する中、自動車の安全性をさらに高めるため社会システム全体での取り組みが始まっています。

パナソニックは、より高度なセンシング技術や画像認識技術、ネットワークインフラとの連携でユーザーに分かり易く情報を伝えて、安全で安心な運転支援のためのソリューションを研究・開発しています。

安全への感心の高まり

昨今、急速にクルマへと導入されはじめたのが「先進運転支援システム=ADAS (Advanced Driver Assistance Systems)」。カメラや各種センサーからの情報をもとに、ドライバーの事故防止や衝突回避をサポートします。最近では多くのメーカーが「衝突防止センサー」や「自動ブレーキ機能」、「自動運転アシスト機能」など事故を未然に防ぐ機能開発に注力し、標準装備として採用されつつあります。 パナソニックは、強みであるカメラ・センシング技術や画像処理技術を使い、今後のADAS開発を推進していきます。

安全を支える3つの要素

ADASは、周囲の状況を「認知」、その危険性を「判断」、必要に応じて自動車を「制御」、この3つの性能を高いレベルで実現する必要があります。

パナソニックのADAS開発は、グループが保有している広範な技術資産・先進技術を活用。 車載カメラモジュールや超音波センサーなどの高性能なセンシングデバイスで、より多くの情報を「認知」。その認知した情報とデジタルAV(監視カメラなど)分野で培った画像処理技術の応用で、より確かな「判断」を可能にします。危険性が高いと判断した場合、ECU開発で培った信頼性で、自動車の「制御」をサポートします。

「認知」「判断」では、より高度なセンシング技術の研究・開発として、深層学習(ディープラーニング)を活用した画像からの人物・車両を検出する技術開発にも取り組んでいます。交差点など、人物・車両が混在する環境であっても、精度よく、高速に検出できるようになります。

通信技術によるさらなる安全性の向上

今後は自動車とネットワークがつながる「コネクティビティ化」が進むといわれています。私たちパナソニックはそのような近い将来を見据えて、ネットワークやIT技術を活用して、これまでにない安全性を実現しようとしています。

ITS社会実現の鍵を握る技術のひとつに「V2X(Vehicle to Everything)無線通信」があります。自車だけでは検知しづらかった「交通渋滞の発生」や「衝突や接触の危険性」も、無線通信で対向車や周辺のインフラなどから素早く情報を収集することで、未然に渋滞や交通事故のリスクを低減させます。

パナソニックでは、自動車と自動車が通信するV2V(Vehicle to Vehicle)技術、自動車とインフラが通信するV2I(Vehicle to Infrastructure)技術、自動車と歩行者が通信するV2P(Vehicle to Pedestrian)技術を開発しており、国内外のさまざまなフィールドで実証を重ね、実用化に向け取り組んでいます。

より広い分野で安全を支えるITSソリューション

「高度道路交通システム=ITS(Intelligent Transport Systems)」は世界各国で実現が進められている次世代の交通システムです。交通環境におけるヒト、クルマ、道路を有機的に結びつけ、どこでも安全で快適な移動ができることを目指しています。 パナソニックは車載デバイスやシステムから、交通インフラに至るまで、幅広い分野を担える数少ないメーカーのひとつです。広範なノウハウを活かし、ITSの実現に必要とされる様々なソリューションを研究開発しています。

ITSの実現例としては、有料道路・高速道路における「自動料金収受システム=ETC(Electronic Toll Collection System)」があります。ETCは、料金所付近の渋滞解消、安全運転支援情報の提供など、交通環境の改善効果をもたらしています。パナソニックはETC車載器だけでなく、ETC料金所などのインフラ設備の整備・普及に貢献してきました。 これからは、情報分析の分野における高いIT技術力を活かして、走行する自動車から収集されるビッグデータを分析。自動車の安全走行に役立つ情報を提供します。

パナソニックは、産官学連携でITSを推進する特定非営利活動法人ITS Japanの正会員です。同じ目標を共有する産官学との連携・協調を通じて、より安全で快適な交通環境社会に取り組んでいきます。

ITS2016世界会議 コンセプト映像

車載・その他の事例

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高効率・高性能なクリーンエネルギーを 実現する、電子部品や車載用電池の開発。