第2部 パネルディスカッション

日本の子供たちへ、21世紀型能力の育成について。海外の子供たちへ、各国は何を教育しているか。

第2部 パネルディスカッション

日本の子供たちへ、21世紀型能力の育成について。海外の子供たちへ、各国は何を教育しているか。

若江氏 : 文科省では2020年の学習指導要領改訂に向け検討が進んでおり、社会とつながる学習を推進していこうとしていますが、広尾中学校の松田先生、学校現場でのキャリア教育の現状はどのようになっていて、どんな取り組みをされているか具体的にお聞かせください。

松田氏 : 子供たちの21世紀型能力をどう育成していくか、それを考えたときに知識だけでは子供は育たないと考えました。こちらがお膳立てして与える授業ではなく、生徒による課題解決を目的としたプロジェクト型の学習に取り組んでいます。
たとえば1年生にはパラリンピアンのことを学んでもらいます。そのあとにブラインドサッカーのボランティア活動に参加するプログラムを用意しています。試合や大会を運営するには、障がい者の方々の理解を各々が自主的に深める必要があります。
また国際理解教育において2年生には、まず江戸東京の文化を学んでもらいます。それを留学生に伝えてもらう。うまく伝えるにはどうすればよいのか、子供たちが工夫しなければなりません。

若江氏 : 知識を行動に移す、キャリア教育の重要なところですね。筑波大学の真田先生、海外のオリンピック・パラリンピック教育事情はいかがでしょうか。

真田氏 : ロンドンオリンピックの後、現地では、パラスポーツを子供たちに体験させるという取り組みが行われていました。車いすに乗る、あるいは目隠しをすることで、障がいのある人のこと、バリアフリーのことを考える機会にする。それはパラリンピックの4つの価値を考えることにつながっています。
興味深かったのは価値教育をスポーツだけで終わらせず“数学のExcellence”“語学のFriendship”などの賞を設け普段の授業にも展開している点でした。
ブラジルのリオにおいては、スポーツと言えばサッカー、バレー、ハンドボールぐらいのもので、その他の競技の認知が極端に低いので、柔道やタッチフットボール、シッティングバレーなど様々なスポーツを体験させる授業がはじまっています。世の中には多様なスポーツがあることを学び、オリンピックの価値を伝えています。特に柔道は子供たちへの躾に役立っており、この取り組みは貧困地域の非行防止にもつながっています。地域社会の課題に向き合った活動にもなっています。

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