第2部 パネルディスカッション

異なる3者の立場から、オリンピック・パラリンピック教育には何が大切か。

第2部 パネルディスカッション

異なる3者の立場から、オリンピック・パラリンピック教育には何が大切か。

若江氏 : 体験を通じて価値を理解するということですが、朝原さん、オリンピアンに求められるグローバルスキル、あるいは価値観など、どんなことが必要なのでしょうか。

朝原氏 : まさしく福田部長が言われた生きる力を備えた人材というのが、トップアスリートの証だと思います。自分で言うのも何ですが(笑)。競技で勝つためには実践力、思考力、基礎力、すべてが必要になってきますから。
たとえば、アスリートは自分の目標を立てて、そこに至るプロセスを仮想しなければなりません。これは現実社会と一緒で正解が分かりません。でも決断してクリアするまで努力し続けなければならない。この力を持っている選手が、教育に参加すれば、生きる力を子供たちに伝えられるはずです。私たちの力をうまく教材に変えていって欲しいと思います。

若江氏 : トップアスリートの経験をスキル育成にどう反映させていくかは今後の重要なテーマだと思いました。パナソニックはキャリア教育に視点を当てて、最終的にはスキル育成にまで落とし込むプログラムを開発していると聞いておりますが。

福田氏 : テーマは社会的背景・課題から見つけようと考えています。
社会での人々の役割が分かりにくくなっている時代を見つめ“大会の意義とそれを支える人々”というプログラムを。
もうひとつ、グローバル化が避けられない時代、さまざまな国から選手やお客さまがやって来るオリンピックやパラリンピックで、多様性に富んだ方々をどういうふうにお迎えしたらいいかをテーマに“多様性と国際理解”というプログラムも。
今後考えていきたいテーマは、進む少子高齢化社会とパラリンピックの開催から“バリアフリー”。大会を支えるの絶え間ない技術革新から “テクノロジー&イノベーション”、既存施設を使ってのエコな大会運営も謳われておりますので “持続可能な社会(環境)”などがあります。そして、それぞれのテーマの中で言語スキルや問題解決スキルを育むことを織り込みながら、社会を疑似体験し、自分たちの頭で考えられるようなプログラムを進めていきたいと思っています。

若江氏 : 企業の方でも文科省の方針を受け、それを題材にプログラムを開発いただいていますが、松田先生、広尾中学校では具体的にどのような取り組みがされているのですか。

松田氏 : 國學院大學との国際理解教育も、過去は年に1度だけの交流だったのですが、回数を増やしました。さらに3年間で段階を経ながら、交流の仕方を変えていくという工夫もしています。
そうすることにより子供が力をつけていってることが自分で実感できる。それが大事なんじゃないかと考えています。
さらにオリンピックやパラリンピックを成功させようとさせる“大人の本気”に触れさせてあげたいと、パナソニックさんのプログラムにも参加させていただいています。

関連リンク

パナソニック
キッズスクール

こどもたちが“夢や未来”の可能性を発見し、自ら学び、生きる力を身につけるための学習素材や、学習テーマ発見のきっかけとなるコンテンツをご用意しています。

Sharing the Passion

パナソニックがオリンピックやパラリンピックのワールドワイドパートナーとして歩んできた想いやその歴史、そして大会を支えたさまざまなパナソニック商品をご紹介しています。

Beautiful JAPAN
towards 2020

東京オリンピックをめざす若きアスリートたちとともに、挑戦することや夢を追うことの素晴らしさ、そしてこの国の美しさを再発見していくプロジェクトサイトです。

Wonders! by Panasonic

住宅、社会、ビジネス、自動車など、さまざまな空間・領域において、これまでにないおどろきのある商品やサービスをお届けしていきます。