オリンピックとパラリンピックに関する
パナソニックの教育支援

オリンピックとパラリンピックを題材にした教育を考える
Terchers’セミナースペシャル

第3部 分科会 オリンピックとパラリンピックをテーマにした次世代教育の事例紹介

第3部分科会 オリンピックとパラリンピックをテーマにした次世代教育の事例紹介

分科会 ③

テーマ:アクティブ・ラーニング

東京都立青井高等学校
映像研究部 顧問 坂本 峰紹
 

スポーツをテーマにした映像制作プロジェクト「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」の事例をもとに、外部講師と連携したアクティブ・ラーニングと教員のファシリテーションについて発表をしていただきました。

坂本先生にお話をいただいたテーマは、2020年の新学習指導要領でも話題の「アクティブ・ラーニング」。学校の課外活動として、映像研究部の顧問の立場から映像プロジェクトを考察いただきました。

KWNは、パナソニックが1989年にアメリカで始め、現在ではグローバルに展開する小学校から高等学校レベルまでの子どもたちを対象とした教育支援プログラムです。ビデオ制作活動を通じて、創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的としています。

青井高等学校の映像研究部は、創部2年目で昨年度は予算0円の状態で、これから何をしようかと考えていたところ、偶然届いたKWNのファックス募集から申込を行い、部活で使用できるカメラと三脚の提供、ワークショップへの参加などが実現し、プロジェクトがスタートしました。

KWNの取組は、「映像をつくりたい!」という明確な目標のもと、プロからのアドバイスを受けながら、チームで知識を学びながら作り上げていくことができる、まさに実社会に必要な力を育める学びの機会。坂本先生は、集団で創作することが苦手な生徒たちが、自分のできることや、得意なことを活かして目標に向かって作り上げていくプロセスが、生徒の「メタ認知能力の向上」につながっているとおっしゃっていました。

アクティブ・ラーニングを進めていく上で、ファシリテーターとして教員の役割を以下のように示していただきました。
①完成までの道すじを示す
(ブレーンストーミングやKJ法、スケジュール管理など様々な思考手法を提示)
②生徒の個性や能力を活かした制作を考える
③「一緒に作る」「楽しむ」という姿勢で臨み、作る場にはなるべく一緒にいる(体験の共有が大事)
生徒たちの主体的な学び、対話的な学び、深い学びにつなげるアクティブ・ラーニングを進めていくための教員の役割の示唆をいただきました。
教科や道徳、特別活動や総合的な学習の時間にも活用できる内容でした。

参加者の声 参加者の声
  • 学校の課題を解決するために企業連携し、教育活動を進めている点が参考になった。
  • アクティブ・ラーニングにおける教員のファシリテーションの考え方が参考になった。
写真:坂本 峰紹 氏 写真:坂本 峰紹 氏
写真:分科会③の様子1 写真:分科会③の様子1
写真:分科会③の様子2 写真:分科会③の様子2
写真:分科会③の様子3 写真:分科会③の様子3