■ 「自分の近くにすごい人がいた!」という発見

楽しかった出前授業が終わって、またいつもの授業が始まる、という感覚になってしまうと出前授業の効果が生きません。あとの授業で子どもたちの関心をどう広げていくかがとても大切です。
出前授業の後で子どもたちから出てくる感想を聞いてみると、「いつもの授業で習っていることが世の中で役に立っていることが分かって、楽しいと思った」といった声があがります。また、「自分の近くにこんなすごいことを研究している人がいることにびっくりした」といった言葉も。
それぐらい内容を身近に感じてくれたら出前授業はひとまず成功と言えるかもしれません。自分とは関係ない、自分にはできないと思っていたのが、いつも勉強していることの先に面白い世界が待っていると感じたら、それだけでも大きな成果だと言えるでしょう。
これはその後の授業に、より興味をもって取り組んでもらうためには大変良い導入となるものです。
先生がたには、こうした感想をうまく次の授業で思い出させるよう、出前授業で分かったことの確認に導いていただければ効果的です。出前授業で学んだこととよく似たでき事を学校の中で探したり、家でできることを話し合ってみたり。

■ お礼状や感想文を書くことも良い復習に

社会人講師が訪れて行う出前授業の良さは、「正解を教える」姿勢ではなく、自分たちが勉強しているのと同じような考え方を使って、大人が何かを生み出していることに気づくことでしょう。
そのことへの驚きや面白さ、自分も何かできるかもしれないという気持ちを持続させる一助として、社会人講師に感想文やお礼状を書くというのも良い方法です。
もちろん社会人講師にとってそうした感想文は喜ばしいものですが、子どもたちにとっても、出前授業のときの感覚を思い出したり他の人が関心を持ったものを知ることができるなど、意外に効果の高いものとなるでしょう。
次の単元では、自分たちで発展教材を探すために父兄と話して見つけたものを報告してもらうなど、自ら学ぶ姿勢をどんどん引き出していきましょう。

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