蛍(ほたる)の魅力(みりょく)とその一生

写真:大場 信義

「ホー ホー ホタル こい あっちの水はにがいぞ こっちの水はあまいぞ ホー ホー ホタル こい」
みんなよく知っている歌だよね?

日本でよく知られている蛍には、「源氏蛍(げんじぼたる)」と「平家蛍」っていう物があるんだけど、幼虫(ようちゅう)の時に水の中で生活をするんだ。世界の蛍と比(くら)べてもこれは珍(めずら)しいことなんだって。だから蛍と「水」は切っても切れない関係にある。水のとてもきれいな自然環境(しぜんかんきょう)に蛍がたくさん生息しているのはこのためなんだね。

蛍は、卵(たまご)→幼虫→成虫という過程(かてい)で成長する昆虫(こんちゅう)。成虫は通常(つうじょう)6~7月に発生し、メスは交尾後(こうびご)に水辺のコケなどに卵を産んだ後、短い一生を終える。成虫の寿命(じゅみょう)は室内で大切に育てれば2週間近く生きるんだけど、野外では外敵(がいてき)がいるので、平均して3日前後しか生きてられないと言われてるんだ。