台風のときはどうしたらいい?

台風が近づいている時は、いつもより特に、天気予報(よほう)には注意して見るようにしよう。海ぞいの場所では、高潮(たかしお)の注意が必要だ。台風が日本海に進んだ場合には、フェーン現象(げんしょう)といって、気温が高く乾燥(かんそう)した風が発生する。空気が乾燥すると、火事が起こりやすくなるから気をつけよう。

台風の風の強さは、地形によって大きく影響(えいきょう)を受ける。特に海峡(かいきょう)や岬(みさき)、山の尾根(おね)などでは、風が強く吹(ふ)く。大きな建物のあるところでは、ビル風と呼ばれる強い風が発生しやすい。それに、橋の上やトンネルの出口などでも、突然(とつぜん)の強風にあおられることがある。台風が近くにいる時は、なるべく外出しないのが一番だね。