いつからエネルギーを使うようになったの?

エネルギーの発見は、約数十万年前だといわれている。それまで人は長い間、自分の体だけを使ってエネルギーにしていた。ある時、人は山火事を見て、火をという新しいエネルギーを発見したんだ。火を使えば、体を暖(あたた)めたり、明かりとして使ったり、肉を焼いたりすることができる。火の発見は、人類がエネルギーを使う始まりになったんだね。

1万年ほど前から、牧畜(ぼくちく)と農業が始まる。そこで牛や馬などの力、つまりエネルギーを使って、田畑を耕(たがや)したり、荷物や人を運(はこ)んだりするようになった。さらに水のエネルギーを利用した水車や、風のエネルギーを利用した風車を使って、穀物(こくもつ)をひいたり水をくみ上げたりするようになった。こうして、人の労力を減(へ)らすことができたんだね。

さらに18世紀後半になると、イギリスで産業革命(さんぎょうかくめい)が起こる。そこで蒸気機関車(じょうききかんしゃ)などを動かすのに利用されたのが、石炭のエネルギーだ。19世紀半ばになると石油が発見され、工業はますます発達していく。電気を使うテレビやコンピュータなどが次々と作られ、人が使うエネルギーの量はものすごいいきおいで増(ふ)えたんだ。