少ないエネルギーで動かせる工夫はないかな?

未来のことを考えて、エネルギーを上手に使える工夫をしたいよね。家庭でエネルギーを使うことが年々増(ふ)えているから、省エネタイプの製品(せいひん)を使うのもひとつの手だね。エアコンや冷蔵庫(れいぞうこ)などの家電製品は、新しい製品が開発されるたびに省エネルギーの工夫がされている。少ないエネルギーで動くから、電気代も少なくてすむんだ。

乗り物にも、省エネの工夫がされているよ。ハイブリッドカーという名前は聞いたことがあるかな。ハイブリッドとは、ふたつ以上の何かを組み合わせること。ハイブリッドカーは、ガソリンエンジンとモーターの2つを使って走る自動車だ。エンジンで電気を作りモーターを動かすなど、走り方に合わせて使い分けることで、ふつうの自動車の半分くらいの燃料(ねんりょう)で動く。自動車のほかに電車やバスにも、ハイブリッド式のものが使われるようになっているよ。

外国では、サマータイムという省エネの工夫をしている国もあるよ。これは太陽が出ている時間が長い夏の間だけ、時計を1時間すすめるものだ。こうすると1時間早く朝の時間を利用することができ、夜は照明(しょうめい)などをつける時間が少なくなって、省エネルギーにも役立つんだ。