これは1900年ごろの家の中。今とはどこが違うか調べてみよう

まだこのころの台所には家電製品はなかったんだ。台所といえばすぐに思いうかぶのが水道。でも、一般の家には水道もまだ来ていなかったんだ。じゃあ、水はどうしていたんだろう?

家の庭や、みんなで使う外の場所に、井戸(いど)があった。井戸からくんだ水は、水おけに入れたり、大きな「かめ」にためたりしていた。水くみは子どもや女の人の仕事だったんだけど、「おけ」や「かめ」をいっぱいにするまでには何回も水をくみに行かなければならないから、大変な仕事だったんだ。その水は食事のしたくや洗(あら)いものなどに、大切に使っていたんだ。

ごはんを炊(た)くのもガスがなかったから、かまどにまきをくべていた。これも火をつけるのは子どもの仕事で、最初はわらなどの燃(も)えやすいものを燃やして、だんだんと大きなまきに燃えうつらせて、その火で食事のしたくをしたんだ。

このころはまだ冷蔵庫がなかったから、保存のできるもの以外は、毎日使う分だけ買っていた。野菜は煮物(にもの)やつけものにしたり、干(ほ)したりして使っていた。魚なんかも干物(ひもの)のほかに焼いたり煮たりしたものが中心だったんだ。