メイスさんは、ユニバーサルデザインについてこう言っている。

「できるだけ多くの人が利用可能(かのう)であるように製品(せいひん)、建物、空間をデザインすること」

ここには、しょうがいっていう言葉は出てこない。小さな子ども、赤ちゃんをつれたお母さん、歩くのが大変なおとしより、字の読めない子ども、言葉がわからない外国のお客さま…いろんな人に使いやすいのが、ユニバーサルデザインなんだ。

メイスさんは、これをもっとわかりやすくするため、7つのポイントを作った。これがユニバーサルデザインの7原則といわれるものだよ。

1.誰(だれ)にでも公平に利用できること
2.使う上で自由度が高いこと
3.使い方が簡単(かんたん)ですぐわかること
4.必要な情報(じょうほう)がすぐに理解(りかい)できること
5.うっかりミスや危険(きけん)につながらないデザインであること
6.無理な姿勢(しせい)をとることなく,少ない力でも楽に使用できること
7.アクセスしやすいスペースと大きさを確保(かくほ)すること

ユニバーサルデザインの7原則すべてに当てはまるものを作るのはとてもむずかしいことだし、一気にやるのもムリかもしれない。でも、「こうじゃなくちゃいけない」ではなく「こうしたほうがもっといいよね」と考えて、少しずつならできることはたくさんある。その積み重ねが、みんなにやさしい町や世の中につながっていくんだよ。