ユニバーサルデザインってどんなものか、なんとなくわかってきたかな? でも、7原則(げんそく)を見ても、なかなかピンとこないんじゃないかな。じゃあ、身のまわりでユニバーサルデザインと言われているものについて考えてみよう。

「家の近くの駅が新しくなったんだ。改札が2階にあるんだけど、階段(かいだん)とエスカレータ、エレベータがついていて、つかれているときにはエレベータに乗っちゃうこともあるよ」

→それぞれができる方法、好きな方法で2階に上がることができるように考えられているよね。これはユニバーサルデザイン!

「わたし、左ききなんだ。家庭科の宿題で、家にあるお母さんのハサミを借りたら、なんとなく使いにくくて。でも学校のハサミは使いやすいのよ。」

→昔のハサミは、右手で持つようにできていたものが多いんだ。学校のハサミは、右ききの人にも左ききの人にも使いやすいようにつくられているんじゃないかな。これもユニバーサルデザインだよ!

「3歳(さい)の妹が、最近自分でテレビをつけるようになったんだ。リモコンにはボタンがいっぱいあるのに、どうして分かるんだろうと思ったら、色でおぼえていたんだね!」

→字が読めなくてもスイッチがわかるようになっているんだね。小さい字が読みにくいおばあちゃんもわかりやすい。これもユニバーサルデザイン!

すべての人が使えるものを作るのは、なかなかむずかしいこと。でも、ちょっとしたくふうで、いろいろな人が使いやすくなるものもある。最初に考えたものに工夫をして「こうしたらあの人も使える!」「こうしたらこの人も使える!」と、少しずつ使える人をふやしていくことも大切なんだ。ユニバーサルデザインは、もっとたくさんの人に使ってもらいやすいものを考え、それを形にすることが大切なんだね。
ユニバーサルデザインの7原則 これもユニバーサルデザイン?