きみの回りにはどんな人がいるかな? 男の人、女の人、背(せ)の高い人、低い人、赤ちゃん、おとしより、外国の人、大人の人、子どもの人、おなかに赤ちゃんがいる人、足にけがをしている人…いろいろな人がいるよね。じゃあ、そのたくさんの人の中に、きみとまったく同じっていう人はいるかな? きみと同じ考え、同じ体、同じ生活をしているのは、きみしかいないよね。

すべての人たちが「自分」を持って生活している。同じクラスの中でも、クラスの人数分だけの「自分」があるよね。そのみんながなかよく、楽しくすごしていけるのは、どうしてかな?

とっても仲のいい友だちのことを考えてみよう。どんなになかよしでも、ときどきはケンカもするよね。でも、相手の考え方、やりたいことを考えて、おたがいにわかって、いっしょに遊ぶ方法を考えていけば、楽しくすごせる。相手のことを大切に思うから、相手もきみのことを大切にしてくれる。

これをとなりへ、もうひとつとなりへと進めていくと、友だちからクラス、学校、町、県や国、世界中…とひろがっていく。そのたくさんの人と楽しく、なかよくくらしていける世の中にするためにはどうしたらいいだろう…と考えていくと、男でも女でも、背が高くても低くても、赤ちゃんでもおとしよりでも、外国の人でも子どもでも、もっとたくさんの人が使いやすいようにという、ユニバーサルデザインの考え方にたどり着くんだ。