いろいろな人、みんなが使いやすいように…。そう考えるのがユニバーサルデザインだったよね。その「みんな」の中にはもちろん、きみたち子どもも入っているよ。

日本だけではなくいろいろな国で、子どもは社会のたからものと言われている。親と子どもというだけじゃなく、子どもひとりひとりをみんなが大切に思って、安全で安心できる中で学んだり遊んだりしながら、ゆめを持って、りっぱな大人に育ってほしい…、そんな願いが、世界中にある。

おとなとくらべると体も小さく、経験(けいけん)も少ない子どもを守って育てていくのは、おとなの役目。そのために国連では「子どもの権利(けんり)条約(じょうやく)」という取りきめを作っているんだ。

ここには、18歳(さい)までの子どもが、自分らしく育っていくために大切なことがたくさん書かれている。子どもはみんな平等で、はだの色や言葉のちがい、生まれた場所やしょうがいのあるなしによって差別されることはないということ、自分の持っている言葉や信じている宗教(しゅうきょう)、いつもの習慣(しゅうかん)を大切にできること、おとなが子どもに何かをするときには、子どもにとって一番幸せな方法を考えること、病気やけがで命を落とさないように守られること、自分の考えを言う場所が守られること、自分のひみつを守れること、ひどい目にあわされないこと、だれでも勉強できる場所があること、好きな遊びをしたり音楽や絵を書いたりできること、子どものこうした権利をまもるために国は努力することなどが書かれている。日本にも、たとえば学校や保育園(ほいくえん)、学童保育などがあって、子どもの権利を守っているんだよ。