それでもやっぱり、子どもを守っていくのはむずかしい。事件(じけん)や事故(じこ)にまきこまれた子どものニュースは、毎日のようにテレビや新聞に出てくるし、ぎゃくたいのニュースも聞いたことがあるんじゃないかな?

このような悲しい事件を起こす大人にばつをあたえたとしても、事件はなくなっていない。事件を起こした大人だけがこどもに悪いことをしているんじゃなく、世の中全体に、大切な子どもを守るしくみができあがっていないからなんだ。

このような悲しい事件を起こす大人にばつをあたえたとしても、事件はなくなっていない。事件を起こした大人だけがこどもに悪いことをしているんじゃなく、世の中全体に、大切な子どもを守るしくみができあがっていないからなんだ。

子どもが住んでいる町を作ったり、子どもがつかう道具を作ったりするのは、大人の仕事。だったら、子どものための仕組みやものを作るときには、子どもが使いやすいように、安全が守られるように、もっともっと考えなきゃ。そうしてできたのが、キッズデザインというもの。子どもにもわかりやすい、使いやすい、あぶなくないものをめざして、いろいろな団体(だんたい)や会社が集まって考えたり、研究をしたりしているんだ。

キッズデザインアワードというのもあるよ。これは子どもに関係した「もの」「町やたてもの」「お知らせや体験、イベント」「研究や団体の活動」を知らせてもらって、その中から、次の3つのポイントのどれかにしっかり当てはまっているデザインを選ぶんだ。

1.子どもの安全や安心を守る工夫がされているもの
2.子どもが自分で考え、表現(ひょうげん)したり、子どもの未来につながっていくもの
3.子どもを育てる大人のためにしっかり工夫されているもの

受賞したデザインにはキッズデザインのマークがはられる。これを見れば、あぁ、子どものことを考えているんだなってわかるようになっているんだ。