助成を受けられた団体(子ども)

子ども分野・2010年に取り組んだ組織基盤強化事業 報告書(概要)

事業名

青少年と学校・企業をつなぐキャリア教育コーディネーター育成プログラムの開発および実践

団体名

特定非営利活動法人 日本教育開発協会(JAE)

事業目的

多主体(学校・企業等)をつなぎ、よりよい学びの場をつくる媒介人となるキャリア教育コーディネーターの拡充をはかるための基盤強化により、多主体が学び・成長し合う場をさらに広げる。

事業目標

A.キャリア教育コーディネーターを持続的に輩出するための基盤整備

「キャリア教育コーディネーター」の育成ノウハウを体系化し、評価・改善の仕組みを整えることで、今後も継続的・自立的にコーディネーターが輩出されるような基盤を整備する。

B.「キャリア教育コーディネーター」候補者の輩出

上記プログラムを受講し、「キャリア教育コーディネーター」として活躍する候補者を10名輩出する。

事業概要

(1) コーディネーター人材・有識者へのインタビュー

(2) 事例研究および試行結果の分析

(3) プログラム開発

(4) プログラム受講者募集

(5) プログラム実践(入門コース、専門コース、実践コースの実践)

(6) プログラムの評価(アンケート調査および有識者へのインタビュー)

(7) 成果まとめ・今後の方針策定1.事務局業務システムの構築

事業の成果と課題

○事業の成果

A.キャリア教育コーディネーターを持続的に輩出するための基盤整備

(1) 汎用性ある教育コーディネーター育成プロセス

有識者や他地域で活躍する教育コーディネーターとの協議をふまえ、「全国共通」および「JAEオリジナル」の2つを組み合わせた、体系的な育成プロセスを整えることができた。これにより、JAEの教育コーディネーター養成講座の受講者は、JAEに関連する教育現場だけでなく、全国での活躍が期待できる。

(2) 持続的に教育コーディネーターが活躍するためのスキームづくり

大阪府教育委員会や大阪商工会議所との協議を経て、本事業終了後も教育コーディネーターが活躍しつづけられるような仕組みのあり方について意見交換を行い、スキームのたたき台をつくることができた。予算化も含め、今後も検討を進めていく。

B.「キャリア教育コーディネーター」候補者の輩出

上記育成プロセス(教育コーディネーター育成講座)を経て「キャリア教育コーディネーター」として活躍する候補者を期間中に10名輩出することができた。ただし、その候補者に、キャリア教育コーディネーターとして必要な資質がしっかり育まれているか、今後検証が必要である。

○事業の課題

A.キャリア教育コーディネーターを持続的に輩出するための基盤整備

キャリア教育コーディネーター育成プロセスはまだ試作段階であり、これからの社会情勢・教育情勢によっても見直しの必要があるため、継続的にPDCAが行われていくような仕組みづくりが必要である。特に「JAEオリジナル」の育成プロセスについては、さらなる具体化・体系化、ツールとしての整備の必要がある。
さらに効果的・効率的で継続的なコーディネーター輩出の基盤づくりのために、講座内容の開発や実施等に関して、他団体との連携の可能性を検証していく必要がある。

B.「キャリア教育コーディネーター」候補者の輩出

大阪府内の中学校だけでも500校以上ある中、1人のコーディネーターが5校を担当したとしても、府内で100名のコーディネーターが必要である。府内の他団体の輩出数を勘案しても、キャリア教育コーディネーターの数はまだまだ少ないと言える。
他団体や行政との連携を通じて、より多くの候補者を輩出する育成プロセスを構築するとともに、財政面も含めて教育コーディネーターが持続発展するためのスキームを形にする必要がある。

今後の取り組み方針

A.キャリア教育コーディネーターを持続的に輩出するための基盤整備

「全国共通」のキャリア教育コーディネーター育成プロセスについては、仕組みづくりを行う。特に「JAEオリジナル」の育成プロセスについては、さらなる具体化・体系化に向けて、社内外のメンバーで試作・検証を繰り返していく。
また、効果的・効率的で継続的なコーディネーター輩出の基盤づくりのために、講座内容の開発や実施等に関して、他団体との連携を打診し試行する。

B.「キャリア教育コーディネーター」候補者の輩出

当面、府内で100名のコーディネーター輩出を目標に、他団体や行政との連携を通じて、より多くの候補者を輩出する育成プロセスを構築する。また、キャリア教育関連機関(教育委員会や商工会議所等)と財政面も含めて教育コーディネーターが持続的に活躍しつづけるためのスキームを検討し、形にしていく。