環境:化学物質(材料のエコ)

パナソニックグループの製品※1は、欧州連合が特定の環境負荷物質の使用を規制するRoHS指令※2の基準値に準拠しています。このような製品をお届けするために、製品設計から出荷検査に至る生産活動の中で、製品含有化学物質の管理をグローバルで実施しています。

※1 次の製品は除きます。

  • 納品先からの仕様指定に基づく製品
  • EU RoHS指令が対象としない製品(例:住宅、自転車)
  • 製品を製造または販売する地域での技術面、調達面の事情により、EU RoHS指令の基準値に準拠することが困難な製品(当該製品が当該地域でRoHS規制を受けない場合に限る)
  • パナソニックブランド以外の一部の製品

※2 欧州連合のRoHS指令とは、電気・電子機器に含まれる特定の環境負荷物質の使用を禁止する規制

  • 特定の環境負荷物質と基準値
    部品を構成する材料中の重量濃度が、次に示す基準値を上回る濃度で含まれることが禁止されています。
    鉛(0.1%)、カドミウム(0.01%)、水銀(0.1%)、六価クロム(0.1%)、特定臭素系難燃剤(ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテル)(0.1%)
    但し、技術的に代替が困難な部品、材料では、特定の環境負荷物質を含むことが認められています。
    <例>
    鉛   :電子部品のガラス、セラミック、高温半田に使用
    水銀:液晶テレビのバックライトの冷陰極管や、蛍光灯に使用
特定化学物質の管理体制:部品・材料の購入先→パナソニックグループの製品化学物質管理システムにて設計・調達・部材受入・生産・製品出荷までを管理。「使わない!(設計仕様として不使用/代替部品の開発と採用/製品アセスメント)」「出さない!(モノづくりの各段階での記録を確認)」「入れさせない!(受入検査/分析データ確認/購入先監査)」→お客様」