全社環境情報の一元管理

環境経営のPDCAを回す上では、各事業場でのエネルギー使用量や廃棄物・有価物発生量、化学物質排出・移動量、水使用量などに関する膨大なデータを、迅速かつ正確に把握することが不可欠です。
当社はグローバルに全事業場の環境関連データを収集・管理する環境パフォーマンスシステムである、エコシステム(工場)を構築・導入しており、このシステムを活用して、とくに月度でのCO2排出量の管理を実施し、取り組みの進捗確認や課題抽出を行っています。そして、その情報を共有し、対策実施を徹底することで、CO2排出量削減に向け重要な役割を果たしています。
エコシステム(工場)は、グローバル全事業場からの順法状況等の共有の仕組みとしても機能しています。近隣住民からの苦情や、条例の規制値を上回った場合に事業場の担当者が状況を入力することで、カンパニー、本社の担当者に即時にメール配信され、迅速な情報共有と、適切な対応ができるようになっています。

エコシステム(工場)の仕組み

製品については、含有化学物質の法規制が強化され、REACH規則ではサプライチェーンでの情報伝達や開示が義務化されています。当社は、業界標準の情報伝達方式に対応した製品化学物質管理システムを構築・導入し、国内外1万社前後の購入先様から部材の情報収集を行い、顧客などからの製品含有化学物質の調査依頼に対し速やかに回答を行っています。

製品化学物質管理システムの仕組み

※1 アーティクルマネジメント推進協議会

また、当社では製品の省エネ性能を向上させることにより、製品使用時におけるCO2排出の抑制を目指しています。そこで、製品分野ごとの年間消費電力量などの製品性能情報と、地域ごとの販売台数、CO2排出係数のデータを連携させ、CO2削減貢献量をグローバルに把握するシステムであるエコシステム(製品)を運用しています。

エコシステム(製品)の仕組み