環境:人材育成

eco ideas

すべての従業員が環境活動の実践者に

当社は、環境経営活動の推進において、その基盤となる人材の育成が重要であると考え、従業員の専門性や階層に応じた教育カリキュラムを設定しています。環境知識や当社の環境方針・活動について学ぶ全従業員向けの一般教育と、より専門的な環境スキル向上のための専門教育を実施しています。
一般教育は毎年、各事業場において共通の知識として、エネルギー問題、グローバルな社会動向や当社の環境取り組みなどについて幅広く習得できるよう実施しています。加えて、それぞれの事業の特性に応じ、業務に直結する独自の内容を組み込んだ研修を行っています。また、新入社員や技術系社員別の経験やスキルにあわせた環境教育も実施し、自らの業務で実践できるよう専用テキストを作成するなど、工夫した取り組みを継続しています。
専門教育は、ISO14001内部環境監査員養成コース、環境法規制、化学物質管理や工場省エネ診断ほか、計8講座を開催し、2015年度は計135人が受講しました。
また、これらの対象者は環境職能に限定せず関連部門にも範囲を広げ、環境活動の実践者の拡大を図っています。

新入社員テキスト

新入社員テキスト

グローバルに競技大会や現地研修を実施し、環境意識・スキルを醸成

高いスキルを持ち当社のモノづくりを支えるトップランナーを育成するため、グローバル全従業員を対象に毎年開催している、パナソニックグループ モノづくり競技大会の環境競技として、エコマインド競技と省エネ診断競技を実施しています。社員の環境意識向上と継続的な取り組みを事業の中に根付かせ、広範囲な環境課題や事業リスクへの対応と改善に向けた、積極的な提案へとつなげたいと考えています。
エコマインド競技では、地球環境問題や、当社の環境経営など幅広い環境知識力と、身近な環境負荷低減を改善提案・実践できる環境改善力を競います。各事業場では、有望な競技者の入賞を目指し、エコマインド競技用テキストの活用、事前勉強会や模擬試験を開催するほか、競技者の知識の習得・向上を支援するため、自主的な取り組みも活発に行われています。2015年度は1,121人が競技に臨みました。
また、当社の戦略地域の一つである中国において、2011年度より杭州の製造技術学院(当社のモノづくり教育の企業内学校)で中国エコマインド競技を継続実施し、2015年度は北京でも開催しました。作業現場で実践すべき環境負荷低減や省エネ改善活動、中国の環境動向や法律概要など、地域独自の内容を盛り込み、従業員の環境意識のさらなる向上を図っています。

エコマインド競技

エコマインド競技

省エネ診断競技

省エネ診断競技

省エネ診断競技は、実技を含めた競技で、空調、炉・熱などテーマ別に実施し、2015年度は54人が参加しました。この競技は設備稼働状況やエネルギー利用状況の分析を通じ、省エネ課題の抽出とその対策案を時間内に記述することが求められます。
高い環境技術の専門知識や経験に基づいた課題解決力が必要となる競技です。
競技大会では成績優秀者を表彰し、より実践的に活躍できる人材の育成を進め、全社のレベルアップに取り組んでいます。