近畿地方発明表彰 特許庁長官奨励賞

2010年11月25日、近畿地方発明表彰が決定し、『車載用の仮想視点画像合成技術の基本発明』 の功績において、パナソニック株式会社 先端研究所 登 一生、パナソニック株式会社 オートモーティブシステムズ社 岡本 修作、パナソニック株式会社 システムエンジニアリングセンター中川 雅通、パナソニック システムネットワークス株式会社 森村 淳の4名が近畿地方発明表彰 特許庁長官奨励賞を受賞しました。

同賞は、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として大正10年に創設され、各地方において優秀な発明等を完成、実施化に尽力、また発明等の指導、奨励、育成に貢献した人に対し、社団法人 発明協会より贈呈されるものです。

『車載用の仮想視点画像合成技術の基本発明』

受賞者

登 一生/パナソニック株式会社 先端技術研究所
岡本 修作/パナソニック株式会社 オートモーティブシステムズ社
中川 雅通/パナソニック株式会社 システムエンジニアリングセンター
森村 淳/パナソニック システムネットワークス株式会社

概要

車庫入れ時の安全性向上のため車載カメラが利用されていますが、従来の車載カメラで撮影した映像では被写体の距離や方向が分かりにくいという課題がありました。この課題解決のためカメラで撮影した車両周辺の画像から、車両の上空から見た俯瞰画像を生成する仮想視点画像合成技術を開発しました。
周囲の空間を近似した3次元形状モデルを用いることにより、3次元形状の計測が困難な被写体が存在する場合も画像合成を可能にしています。このため様々な被写体が存在する車の走行環境においても仮想視点画像を合成することができます。本技術により合成された上空から俯瞰した仮想視点画像は死角が無く、障害物の位置が把握しやすくなり安全性の向上に貢献しています。

車載カメラの配置(例)と仮想視点合成画像