平成24年度 近畿地方発明表彰 近畿経済産業局長賞

2012年11月16日、近畿地方発明表彰が決定し、『2層ブルーレイディスクの記録再生装置の発明』 の功績において、AVCネットワークス社 金馬 慶明、R&D本部 和田 秀彦、当社OB 西野 清治の3名が近畿地方発明表彰 近畿経済産業局長賞を受賞しました。

同賞は、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として大正10年に創設され、各地方において優秀な発明等を完成、実施化に尽力、また発明等の指導、奨励、育成に貢献した人に対し、公益社団法人 発明協会より贈呈されるものです。

『2層ブルーレイディスクの記録再生装置の発明』

受賞者

金馬 慶明/AVCネットワーク社 主幹技師
和田 秀彦/R&D本部 主幹技師
西野 清治/当社OB

概要

2層ブルーレイディスク(Blu-ray Disc™)の記録再生層を安定に切り替える技術を開発しました。
ディスクの大容量化のために2層化は有効な手段ですが、2層ディスクでは、レンズの焦点位置を他の記録層に移動する際に中間層の厚みにより移動先の層に収差(集点がぼやける)が発生して、安定に焦点制御を開始できないという重大な課題がありました。そこで、移動元の層の焦点制御は収差が生じても維持できることを見いだし、焦点移動先の層に合う方向へ収差補正量を変化させてから焦点を移動する方式で安定な層移動を実現しました。
今では市販されている全てのブルーレイディスク装置で2層ブルーレイディスクの記録や再生を行っており、本発明が広く使用され、コンテンツ産業の発展にも大いに貢献しています。

発明の原理