平成24年度 全国発明表彰 発明賞

2012年6月19日、全国発明表彰が決定し、『3Dデジタル映像の伝送・放送・記録・再生方式の発明』 の功績において、パナソニックから12名(当社OBを含む)が全国発明表彰 発明賞を受賞しました。

同賞は、我が国における科学技術の向上及び産業の発展に寄与することを目的として、発明、考案又は意匠の創作者並びに発明の実施及び奨励に関し、功績のあった人に対し、公益社団法人 発明協会より贈呈されるものです。

今回の受賞者と業績は以下のとおりです。

『3Dデジタル映像の伝送・放送・記録・再生方式の発明』

受賞者

小塚 雅之/メディアアライアンス戦略室
大嶋 光昭/コーポレートR&D戦略室
津賀 一宏/パナソニック株式会社
福島 能久/知的財産権本部
柏木 吉一郎/パナソニック ノースアメリカ株式会社
森 美裕/スマートソリューション開発センター
中村 和彦、河原 俊之、岡田 智之、 東谷 易、松井 健一/AVCネットワークス社
長谷部 巧/当社OB

概要

3D映像を高効率に圧縮する技術と従来機器との互換技術を開発、実用化し、民生用デジタル3D市場の立ち上げに貢献しました。
(1)左眼映像データと、左眼と右眼の差分データとを送るMPEG-4 MVC(Multiview Video Coding)の基本技術を発明(1996年)し、右眼用の映像データ量を半分にしました。
(2)既存の2D機器では3Dコンテンツが2D映像で見える2D/3Dの2層ファイル構造(3Dデータ配置情報隠蔽技術)と、2D、3Dコンテンツを識別する基本技術を発明(1996年)し、規格化されました。
本技術の高効率符号化技術等により、HD 3D映画を1枚の光ディスクや既存のテレビ放送帯域で提供することが可能となるとともに、互換技術により既存の2D機器との完全互換が実現しました。
本技術を基幹部に採用した3D規格が2009年に国際標準化され、当社は2010年に世界初のフルHD 3D関連機器を製品化し、民生用3D市場の立ち上がりに貢献しました。

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