産業用ロボットの正確な動作を、
スマートフォンから監視・調整。
IoT化を、世界の工場にも。

パナソニック ロボット遠隔制御ソリューション

BACKGROUND

さらなるスピードと精度が
求められる製造現場へ

いま世界の製造現場では、稼働率の向上や品質の圴一化をめざし、より高度な工場のオートメーション化が求められています。その要求に応えるひとつの技術が、「サーボ」と呼ばれる制御デバイス。「サーボ」は、産業用ロボットや半導体製造装置などを動かすために欠かせないもので、小さくて軽いほど、機械設備の小型化やより正確な高速動作に貢献できます。そこでパナソニックは、業界最小・最軽量※1の「サーボ」を開発。従来の約20%の軽量化と、約30%の小型化に成功し、生産性向上を求める現場のニーズに応えています。

※1.出力200Wのサーボモータとして。当社調べ(2015年10月27日現在)

モータとアンプで構成されるFAサーボ。

高速動作が必要な機械設備を、指示通り正確に
動かすために欠かせない「FAサーボ」。
モータとそれをコントロールするアンプで構成される。

FAサーボの遠隔調整を可能にする専用アプリ。

専用アプリで、パソコンと同レベルの調整作業が可能に。

SOLUTION

サーボモータを、
遠隔から監視・調整

「サーボ」は、ロボットなどの機器に取り付けられた後、安定稼働するまで細かい調整作業を必要とする場合があります。これまではUSBケーブルを使ってパソコンと直接つないで作業を行っていましたが、接続場所が高所であったり、安全に作業できない危険区域の場合など、パソコンの持ち込みが困難なことも少なくありませんでした。そんな現場の課題に応えるために、パナソニックは業界で初めて「サーボ」とパソコンのワイヤレス接続を実現。専用のアダプタを取り付けることで、パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも装置の監視や調整が可能になりました。さらにインターネットにも接続ができるので、緊急時も迅速で的確な対応が可能に。たとえば、海外の工場でトラブルが発生した場合も、日本国内からメンテナンススタッフを派遣することなく、遠隔地での調整作業や現地スタッフのサポートができるため、時間やコストの削減にも大きく貢献します。

サーボのIoT化によって、さまざまなデバイスで無線接続が可能に。

PROSPECT

小さなデバイスから、
工場全体の「IoT化」に貢献

今後もさらなる技術革新を続けていくロボット遠隔制御ソリューション。現在は、「予兆診断」という新たな展開も計画されています。これは、ロボットなどに装着された「サーボ」の摩耗や劣化をいち早く見つけ、トラブルが起こる前に知らせるサービス。ロボットの稼働中にクラウドを使って「サーボ」のデータを解析するため、定期的に機械設備を停止して診断する必要がなく、劣化度に応じた最適なメンテナンスが可能に。24時間フル稼働することが多くラインを止められない半導体工場などでの活躍が期待されています。あらゆる機器をインターネットでつなぐこうした「IoT」技術は、いま世界中の工場で導入が進められています。パナソニックは、先進の技術で産業機器に新たな価値を提供し、デバイスの分野からも工場全体の「IoT化」に貢献していきます。

中国のサーボ製造工場。

中国珠海にあるパナソニックのサーボ製造工場。
2014年には 中国生産累計1,000万台を達成し、シェアNO.1※2に。
※2.gongkong社調べ(2016年)

「FAサーボ」の遠隔監視システム実演風景。

中国の製造業関係者が一堂に会する「中国国際工業博覧会」。
「FAサーボ」の遠隔監視システムを実演(2016年11月)

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