家電製品の正しい使い方（電池）

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電池

　目次
　＞正しい使い方（安心）
　＞かしこい商品選び
　＞こんな症状が見られたら
　＞事故事例から学ぶ

安心してお使いいただくために

①プラス・マイナスは正しく入れる
濡れたまま家電製品やプラグに触ると感電の原因となります。

②ショートさせない
カバンの中でプラス極とマイナス極にネックレスなどの金属が触れてショートすると発熱、液漏れ、破裂などが起こります。一緒に持ったり、保管をしないでください。

③使用後、必ずスイッチを切る
電池の液漏れの多くはスイッチの切り忘れ。使った後は必ずスイッチを切りましょう。

④銘柄や種類の違う電池を混ぜない
銘柄（メーカーの名前）や種類の違う電池を混ぜると、発熱、液漏れ、破裂の原因となります。

⑤乾電池は充電しない
乾電池の充電は事故につながりますので、絶対にしないで下さい。

⑥電式電池は、専用の充電器を使う
発熱・液漏れ・破裂の原因となりますので、充電式電池は、専用の充電器を使いましょう。

⑦液漏れした電池の液が目や皮ふについたら
すぐに多量のきれいな水で洗い流し、万一液が目に入った時は、すぐに医師の治療を受けましょう。

⑧電池の表面をキズつけない
電池の外装ラベルがはがれたり傷ついたまま使うと、電池がショートして危険です。

⑨取り替えは全部まとめて
古いものと新しいものを混ぜると、寿命が短くなるだけでなく、液漏れの原因となります。

⑩使い切ったら、早めに取り出す
電池が液漏れなどを起こし、機器の故障の原因となります。また長時間使わない時も、必ず電池を取り出してください。

⑪電池を火の中に投入しない
火の中に入れると内容物が膨張して破裂する場合があります。

⑫乳幼児のそばには置かない
乳幼児が間違って飲み込まないように注意してください。万一飲み込んだ場合、すぐに医師に相談してください。

⑬電池を火の中に投入しない
電池がショートしたり、水滴によって、機器を壊すことがあります。

⑭直射日光・高温高湿の場所を避けて保管
寿命が短くなり、破裂・液漏れをおこすおそれもあります。

⑮電池に直接ハンダ付けしない
ハンダのような高温に、弱い部品が使われていますので、安全機能が、失われることがあります。

⑯電池に白い粉がついていたら
白い粉は、電池の中の電解液が漏れて結晶化したものです。粉は素手でさわらないでください。また粉が目に入った場合は失明する危険もあります。目に入った場合はこすらず大量の水道水で洗い流し、すぐに医師の治療を受けてください。機器内部に液が流れ込んでいる場合もありますので、販売店にご相談ください。

▼コラム★電池はいつまで使えるの？

マンガン乾電池やアルカリ乾電池に表示されている小さな数字は、何か知っていましたか？これは「使用推奨期限」と言って、この数字の日までに使い始めると電池のもっている性能を充分に発揮できるということです。期限が過ぎたら使えなくなるものではありません。

＜使用推奨期限＞の表示は　月-年　になります。
「04-2021」は「2021年4月」を表します。

▼使用する機器によって電池の種類を選ぶ

①アルカリ乾電池
マンガン電池よりも二酸化マンガンと亜鉛を多量に入れられるため長寿命。連続して大きな電流を必要とする、たとえばヘッドホンステレオ、ストロボなどに最適です。
②マンガン乾電池
普通、乾電池といえばこの電池を思い浮かべるのがほとんどで、最もポピュラーな電池。時計やおもちゃなど幅広く使われ、休み休み使うと電圧が回復する特長があり、上手に使うと長持ちします。
③充電式電池
乾電池と同じ大きさの充電式電池はは、ニッケル水素電池が主流。充電し繰り返し使うことができるので経済的ですが、小電力機器には不向きです。デジタルカメラなど、大電力機器に最適です。
※機器により使用できない場合があります