写真;小田急百貨店外観

安心ゲートソリューション ウィズコロナ時代にも安心・安全な買い物体験を

株式会社小田急百貨店 様

#除菌 #混雑検知 #人流データ #実証実験 

Points

  • 百貨店の感染対策とマーケティング活動を両立するソリューションを開発
  • 電解除菌水を微細なミストで噴射する足元除菌の可能性を探索
  • イベントに訪れる買い物客に混雑情報を提供することで来店時間を分散

実証実験までわずか4カ月、足元除菌の可能性を探索!

多くの買い物客やビジネスマンが行き交う日本最大級の商業都市、新宿。その駅上に店舗を構える小田急百貨店は、化粧品や衣料品、食品など様々な商品を提供しています。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、新宿への来街者が激減したことで、店舗は大きな影響を受けました。感染対策を行いながら買い物客に安心・安全なお買い物体験を提供する新たな店舗の実現は、小田急百貨店にとっての大きな課題となっていました。「新宿という日本最大級の商業都市で、感染対策と経済活動を両立するロールモデルを作り上げたい―」、両社の強い想いが合致したことにより、2020年7月から安心ゲートソリューションの企画がスタートしました。

安心ゲートソリューション

検討を進める最中、土足歩行が足元からのウイルス感染を助長する可能性を示唆する調査結果が報道されました。そこでパナソニックは、暑熱対策として開発した微細なミストを噴射するグリーンACの技術を応用し、電解除菌水を足元に噴射する新しい除菌方法を提案。手指のアルコール除菌、カメラによる自動測温の基本機能に加えて、足元除菌という前例のない取り組みに両社の期待が高まりました。経営層を巻き込んだスピーディな意思決定によって、検討スタートからわずか4カ月後の2020年10月30日には、小田急百貨店新宿店の出入口3箇所に安心ゲートを設置し、実証実験を開始。その後、4箇所目として新宿ミロードにも設置され、一部の買い物客からは「他店ではない取り組みで斬新!」、「衣服が濡れずに除菌ができるのでありがたい!」などのポジティブな声が寄せられました。

電解除菌水を微細なミストとして噴射して足元を除菌する様子

バレンタインイベントで混雑状況を可視化

年が明けて2021年1月。「バレンタインイベントで混雑度を可視化し、混雑する時間を分散できないだろうか―」、小田急百貨店の一人の従業員の声によって新たな実証実験の準備が始まりました。例年、1月から2月にかけて開催されるバレンタインイベント「ショコラ×ショコラ」には、世界中から選りすぐりのチョコレートが集められ、特設売場は多くの女性客で賑わいます。

バレンタインイベント「ショコラ×ショコラ」の特設売場

そこで、イベント会場の出入口に2台のカメラを設置し、人流データを収集。そのデータをもとに、モニターには混雑度をリアルタイムで表示し、WEBサイトには1週間分の混雑度予測を掲載しました。その結果、混雑情報閲覧者のうち約81%がその情報を参考に来店時間を変更するなど、何らかの行動変容につながったというデータが得られました。

買い物したい。出かけたい。ウィズコロナ時代にも、そんな気持ちをあきらめることなく、安心して移動ができる社会をつくりたい。安心ゲートソリューションの挑戦はさらに続きます。

人流データをもとに、混雑状況を可視化した様子

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Comments

実証実験を始めてからもトライ&エラーを繰り返し、前例がなかった足元除菌も、今では徐々にお客様に受け入れていただいているのを実感しています。感染対策は、一社だけで行うのは難しい点がありますので、お客様が自宅から店舗まで安心して来店いだけるように、安心ゲートソリューションが街全体で活用されていくことを期待しています。

株式会社小田急百貨店 経営企画部
増田 英輔 様

安心ゲートソリューションの導入当初、お客様からは「新しくて画期的ですね。」というお声をいただきました。今後は、ソリューションが持つ感染防止の機能を継続的に活用しながら、実証実験の第二段階として、人流データをうまくマーケティング活動に応用する取り組みを進めていきたいです。

株式会社小田急百貨店 新宿店 店舗運営部 
澤谷 直人 様

写真左から

  • パナソニック株式会社 モビリティ事業戦略室 グローバル事業戦略部 森 俊彦
  • 株式会社小田急百貨店 経営企画部 増田 英輔 様
  • 株式会社小田急百貨店 新宿店 店舗運営部 澤谷 直人 様
  • パナソニック株式会社 モビリティ事業戦略室 グローバル事業戦略部 朴 香み

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