JUNE 2017

ンゴロンゴロ保全地域

タンザニア連合共和国

高地平原、サバンナ、サバンナ森林地帯、森林で構成されるンゴロンゴロ保全地域では、伝統的な家畜放牧を行なう半遊牧民マサイ族と野生動物とが共存しています。ここにある世界最大級のカルデラ(火山活動でできた円形の盆地)「ンゴロンゴロクレーター」の眺めはまさに圧巻です。絶滅危惧種や数多くの野生動物が生息し、ヌー(和名:牛氈鹿-うしかもしか)、シマウマ(縞馬)、ガゼルなどが毎年大移動を繰り広げることなどから、生物多様性の保全の面でも世界的に重要な地域となっています。大規模な考古学研究の結果、360万年前の原人の足跡など、人間の進化や、人間と環境がそれぞれに及ぼす変化を示す証拠が発見されています。