AUGUST 2018

南ラグーンのロックアイランド群

パラオ共和国

面積100,200ヘクタール、サンゴ(珊瑚)礁に囲まれた美しいターコイズブルーのラグーン(礁湖)の中に、マッシュルームの形をした数百もの小さな島々が点在する南ラグーンのロックアイランド群。ここでは、385種以上のサンゴ類を筆頭に、植物や鳥類、さらにはジュゴンや13種以上のサメ(鮫)などの海洋生物の豊かな多様性が保たれ、複雑な岩礁生態系が形成されています。17世紀〜18世紀頃に放棄された石造りの村落の遺跡は、かつて、この小さな島々に3,000年余り栄えた共同体があったことを暗示し、気候変動や人口増加、縁海(えんかい)環境での人々の営みによる影響があったことを示しています。