SEPTEMBER 2018

ナミブ砂海

ナミビア共和国

広さ300万ヘクタール以上に及ぶナミブ砂海(さかい)は、世界で唯一の海岸砂漠です。太古の砂漠と若い活動的な砂丘で構成されており、赤い砂の海では、その独特な環境に適応したさまざまな固有の無脊椎動物や爬虫類、また哺乳類が生息していますが、その命を支える水の供給源は主に霧に頼っています。この砂漠は数千キロも離れた場所で浸食作用によって作られた砂が河川や海流、風によって運ばれ形成されたと考えられています。そうして、そこに砂礫(されき)の平原や、沿岸の平地、岩山群、島状丘、海岸のラグーン(湖沼)、一時的に出現する川が加わり、他に類のない美しい砂漠の景観が生まれました。