JUNE 2020

世界遺産カレンダー6月画像:ナン・マドール:東ミクロネシアの儀式の中心地(ミクロネシア連邦)

ナン・マドール:東ミクロネシアの儀式の中心地

ミクロネシア連邦

ナン・マドールは、ポンペイ島の南東海岸沖に広がるサンゴ礁の上に築かれた100以上もの人工の小島から成っています。これらの小島には、西暦1200年~1500年頃に石で築かれた宮殿や寺院、墓所、居住区などの遺跡があり、太平洋諸島文化が活気に満ちていたシャウテレウル王朝の儀式の中心地となっていました。建造物の圧倒的な大きさ、用いられている技術の高さ、巨石構造物が集中していることから、当時この島に複雑な社会的・宗教的慣習があったことがわかります。現在は、植物の繁茂(はんも)や高潮が遺跡にもたらす脅威について対策が講じられています。