Athens 2004

オリンピック大会の舞台裏

オリンピック大会の舞台裏

アテネ大会のために開発した音響システム
「RAMSA」

オリンピックの聖地・アテネで、最高のパフォーマンスを見せたい。アスリートたちは、特別な想いでこの地へ集まってきた。パナソニックの音響システム「RAMSA」のスタッフにも、特別な思いを込めた機器がある。最新鋭のラインアレイスピーカーだ。RAMSAがこれまで培ってきたノウハウと技術の粋を集めたこのスピーカーは、オリンピック発祥の地ギリシャで開催されるアテネ大会での導入を目指してRAMSAの技術者たちが時間をかけて開発した自信作だ。

挫折を乗り越えたからこそ生まれたRAMSA

パナソニックの音響システム「RAMSA」は、これまでの大会で、ほとんどの会場での音による演出を担当してきた。しかし2002年のソルトレイク大会では、予定していたすべての会場へのシステム導入は叶わなかった。準備していたスピーカーが、メインスタジアムの特性にうまくフィットしなかったためだ。技術者たちにとって無念さが残る大会だった。この思いを胸に、アテネでさらにすばらしい音響を、と開発されたのがパナソニック独自のラインアレイスピーカーだ。

アテネ大会の舞台裏

通常、遠くに行けば行くほど音が弱まる減衰率を低く抑え、オリンピックの競技場のような大きな会場でもスピーカーの近くから遠くの観客席まで均一で明瞭な高音質の音を届けることができるシステムである。アテネ大会では、RAMSAスタッフの威信をかけたスピーカーが、33の会場に1,800台設置される。灼熱の屋外に、巨大な体育館に、地上20メートルの屋根の上に。会場ごとに異なる設置条件を緻密に計算しても、いざ現場に入れば細かな調整が必要になる。困難を一つひとつクリアしながら設置作業が続く。

アテネ大会の舞台裏
アテネ大会の舞台裏

神聖なる空間を最高のサウンドで満たす

開会式まであと1週間、オリンピックを象徴する神聖な場所にも44台のラインアレイスピーカーが運び込まれた。幾度もオリンピックプロジェクトで現場のスタッフをまとめあげてきたパナソニックの技術チーフ、ダミアン・ロー。彼が率いるRAMSAのスタッフと日本からやってきたサポートメンバー総出の作業で、馬蹄型のクラシックなスタジアムに、ひとつ、ひとつ、ラインアレイスピーカーが設置されていく。コントロールルームでテストを繰り返すダミアンに笑顔がこぼれた。これで万全だ。そして北京へ向けて、パナソニックの準備はもう始まっている。アスリート達がさらなる記録を目指すように、パナソニックの技術もまた進化していく。4年後、また奇跡の瞬間を伝えるために。

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