London 2012

オリンピック大会の舞台裏

オリンピック大会の舞台裏

グループ力を結集し実現した20,000ルーメンの輝き
「業務用プロジェクター」

松本 守生

松本 守生
パナソニック株式会社 AVCネットワークス社
ビジネスソリューション事業グループ
プロジェクタービジネスユニット
チームリーダー

井戸 祐次

井戸 祐次
パナソニック株式会社 AVCネットワークス社
ビジネスソリューション事業グループ
プロジェクタービジネスユニット
プロモーションチーム

ロンドン大会の華やかな演出を支えた、パナソニックの映像機器。なかでも、開会式、閉会式という重要なイベントを明るく美しい映像で鮮やかに彩ったのは、パナソニックがロンドン大会に照準を合わせ開発した「20,000ルーメン」という新しいコンセプトのプロジェクターだった。20,000ルーメンの明るさでより鮮明な映像を、より軽く、より小さく、より信頼性の高い技術で映し出す。そんな難題に取り組んだ背景には、前回大会で納入を逃した悔しさがあったからだ。パナソニックのこだわりと技術力が生み出した、扱いやすく、環境性能にすぐれ、省コストで運営できる画期的な製品は、より自由で豊かな映像演出におけるイノベーションをさらに飛躍させるポテンシャルを秘めている。

テーマは他社の「1/2」。たどり着いた4灯式UHMランプ

前回大会で納入を逃したパナソニック。新たに求められたのは、20,000ルーメンという超高輝度のプロジェクターだった。パナソニックに入社以来プロジェクターの開発に関わる松本守生は言う。「他社と同じレベルの製品をつくることは技術的に難しくありません。ただ、我々としては同様のものを市場に出したくありませんでした」
そこでパナソニックは、ある開発テーマを掲げた。

ロンドン大会の舞台裏

既存製品と比べて信頼性をさらに高める一方で、高さ、重さ、発熱量、消費電力、そして運転音、その全てを1/2にする、というものである。開発は、小さいながらも5,000ルーメンを上回る明るさを持つUHMランプ(超高圧水銀灯)の技術が確立したことで、目処がついた。4灯で20,000ルーメンの明るさを実現したのだ。そして2012年5月24日、パナソニックグループの総力を結集し誕生した「PT-DZ21K」は、遂に出荷の時を迎えたのである。

ロンドン大会の舞台裏
ロンドン大会の舞台裏

かつてない性能でさらなる映像イノベーションへ

こうして登場した「PT-DZ21K」は、目標の通り既存の20,000ルーメンクラスの機器に比べて1/2のサイズを誇る。その高い機動性と美しい画質は演出家の創造力を刺激し、閉会式ではさらに印象的なパフォーマンスを見せた。小型トラックに積んだ縦型スクリーンに、プロジェクターを手で押して動かしながら照準を合わせるという仕掛けは、軽量かつコンパクトなこのプロジェクターだからこそできる演出だ。この20,000ルーメンのプロジェクターが、クリエイターや演出家の自由な発想を現実のものへと変えていく。

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