SPORTS CHANGE MAKERS

2021-03-25

国際パラリンピック委員会(IPC)からのビデオメッセージ

「テクノロジーの力を活用して、誰もがアクセスできる、よりインクルーシブな世界を作りましょう。」本プロジェクトに協力しているIPCのチーフブランド&コミュニケーションオフィサーのクレイグ・スペンスさんは2021年3月9日に開催したSPORTS CHANGE MAKERSプレイベント in Mirror Fieldにビデオメッセージを寄せ、「よりインクルーシブな世界にするためにスポーツを活用するというIPCのビジョンを受け入れているSPORTS CHANGE MAKERS の取り組みについてとても心を躍らせている」と語った。クレイグさんからのビデオメッセージと全文を紹介する。

皆さんこんにちは。私は国際パラリンピック委員会のチーフブランド&コミュニケーションオフィサーのクレイグ・スペンスです。このパナソニックのイベントに皆さんと共に参加できるのは素晴らしいことです。

この12ヶ月は私たちの人生で最も困難な時でした。新型コロナウイルスによりオリンピック競技大会、パラリンピック競技大会は史上初の延期となり、それ以来私たちは昼夜を問わず、今年の夏に東京2020パラリンピックを安全に、成功裏に実現するための堅固なプランを作るために取り組んできました。

私たちの課題は、他に類を見ないものです。真正面からそれコロナがもたらす課題に向かい合うことで、私たちは完全に新しい環境での、とてつもないチームの取り組みを目の当たりにしています。世界で一番目、また三番目に大きいスポーツイベントを改めて計画するにあたって、多くのIPCとIOCのスタッフは職場ではなく家から仕事をしています。しかし、技術の進歩のお蔭で幸運にも、チームでの仕事は対面だけでなく、バーチャルで行うことができます。

さて、パラリンピック・ムーブメントはこれまでも多くの課題を経験しています。私たちは活動を通じて、世界で日々障壁に直面している、障害を持った10億の人々のために、よりインクルーシブな世界を作ることを目指しています。スポーツを障害を持った人々の素晴らしい能力を示すためのツールとして活用することにより、私たちは人々の姿勢を変え、差別と闘い、また重要なことには、障害を持った世界の15%の人々のための機会を生み出しています。

私たちのワールドワイドパートナーの多大な支援のおかげで、私たちのスポーツを通したインクルージョンのメッセージは、世界中の何十億もの人々へと届けられています。テクノロジーは人々がよりパラリンピックに関わり、選手コミュニティとデジタルで交流できる手助けをし、私たちが日々生活をすることをより容易にしてくれます。

私たちはいま、不確かで将来の見通しが利かない時を過ごしていますが、私は温かく楽観的に未来を見ています。現代の若者は、私たちが見てきた中で最も社会的な意識のある世代です。彼らは、誰も取り残されないようにするために、人と地球を重視しています。ですから、私はより良い、よりインクルーシブな世界にするためにスポーツを活用するというIPCのビジョンを受け入れているパナソニックの素晴らしいSPORTS CHANGE MAKERS の取り組みについてとても心を躍らせており、応援しています。私たちがAfterコロナにより良い再建ができることに目を向けている今、私はパナソニックのSPORTS CHANGE MAKERSが無限の創造性を利用して、パンデミック前に社会で機能していなかったことの幾つかを特定し、正すことを望んでいます。

昨年、私たちは家に閉じ込められたように感じ、家族、友人や同僚から隔たれる経験をしました。しかし、障害を持った多くの人にとって、この経験は新しいものではありませんでした。社会に存在する障壁により、新型コロナウイルス前からこれが彼らの生活だったのです。
この機会を利用して、これを変えていきましょう。テクノロジーの力を活用して、誰もがアクセスできる、よりインクルーシブな世界を作りましょう。

最後に、言うまでもなく私は皆さんと直接お会いしたいですが、壮大でかつ歴史的な東京2020オリンピック・パラリンピックでこの夏に皆さんとお会いできると確信しています。ありがとうございました。